第155回 長編の1エピソードを書き終わったらどうしていますか?

 アンケート155回目。今回は、長編の1エピソードを書き終わったらどうしているかについて聞いてみました。その結果はこちら。


 書き手の皆さんに質問です。長編を書いていて1エピソードを書き終わったらどうしていますか?


 すぐに続きを書きます 45%

 ちょっと休む      5%

 別の話を書く      5%

 その時の気力次第   45%


 最終投票数は20票でした。


 皆さんは長編小説を書いた経験はおありでしょうか。長編小説って話数が結構ありますよね。そりゃ1話が数万文字になると数話で終わる事もありますけど(汗)。そうして章仕立てに分けて、〇〇編~みたいな書き方をする人も多いのではないかと思います。

 そう言う〇〇編を書き終えたら、皆さんはどうしていますか? と言うのが今回のアンケートテーマになります。


 人間、やっぱりひとつの山場を超えたら疲労困憊するものですよね。とは言え、力が有り余っていたらすぐに先に進む事もあるでしょう。創作力的な若さもまたこのアンケートで分かる――のかも知れません。1日に1万文字以上書ける人とかね。すごいですよね。短期間なら私も出来るかも知れません。けど毎日は無理です。ブヒィ。


 私がこのアンケートに自分で答えるとするなら『ちょっと休む』を選びますね。やっぱり休みたいですよ。書き上がった時点で気力を使い果たしてますもん。休んだ後は推敲ですね。最低でも5回は読み返すかな。推敲に飽きたらその作品の続きを書くか別の作品の続きを書くか、別の新規作を書くか……。


 意外とね、別の話を書いた方が頭の中が整理されていい場合も多いですよ。畑作と同じで、二毛作が効率が良い理論ですね。ただし、作品ごとに表現が違っている時は気をつけないといけません。一人称の作品を書いていたのに、その間で三人称作品を書いていたから続きで三人称にしてしまったり、キャラの名前を間違ったりとかありますから。私はそう言うのしょっちゅうです(汗)。


 アンケート結果なのですけど、得票率が高いのは同率で2つあります。『すぐに続きを書きます』と『その時の気力次第』が両方とも得票率45%でした。2つ合わせて90%。アンケートに答えてくれた人のほぼ全員が、このどちらかを選択したと言う事になりますね。

 気力次第の方は実質その他ですから、すぐに書く派が一大勢力を誇っていると言う事になります。皆さんすごいですね。私もそう言う時期がありました……(遠い目)。


 残りの2つ『ちょっと休む』と『別の話を書く』も同率だったんです。2つとも得票率5%。これを選んだ人はレアですね。私はどうやら少数派だった模様。うそおおん。マジすか。

 2つ以上の話を並列して書く人自体が少ないのかな? 私は最大7つの話を同時に連載しておりましたヨ。各作品ごとに表現が違うので、たまに混乱したりして(汗)。あ、その7連載ですけど、6作品がエタっております……たはは。


 つまり全体的に言えば、1エピソードを書き終えたらすぐに続きを書く人が多いと言う事ですな。休む人や別の話を書く人は非常に少ないと。一気集中型の人が多いのですね。なるほどなるほど。これはアンケートを取らないと分からない事実でした。


 と言う訳で、今回の最終投票数は20票と、10票のラインを余裕で超えてくれて嬉しかったです。次回も10票以上は集まって欲しいところ。

 今回もアンケートに参加してくださった皆さん、有難うございました。


 さて、次回は、執筆中にどう言うシーンを一番楽しんで書いているかについてのアンケートとなります。

 こちらも、よろしければ気軽に答えてくださると嬉しく思います。

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