第154回 執筆していてどう言う時が一番楽しいですか?

 アンケート154回目。今回は、執筆していてどう言う時が一番楽しいかについて聞いてみました。その結果はこちら。


 書き手の皆さんに質問です。作品を書いていて、どう言う時が一番楽しいですか?


 序盤を書いている時かな       0.0%

 クライマックスを書いている時かな 54.5%

 完結させた時の充実感が最高    18.2%

 推敲している時が一番楽しい    27.3%


 最終投票数は11票でした。


 執筆は素潜りに例えられたりして、結構苦しい作業でもありますよね。そんな中でも書いていて楽しいと思える部分もあるはずです。最初から最後まで苦痛だなんて、そんな作業、続きませんよね。

 と言う訳で今回は執筆の工程の中でこの作業が楽しいんじゃないかと想定した4択でアンケートを取ってみました。


 私がこのアンケートに自分で答えるとするなら当然『推敲している時が一番楽しい』になりますね。書き上がったのでもう書かなきゃってプレッシャーからは開放されていますし、推敲すればするほど作品の完成度は上がりますから。誤字脱字を直したり、文章表現をもっと分かりやすく整えたり、これが本当に楽しいんです。自己満足ですけどね。趣味なんて自己満足の世界ですよ、ええ。


 アンケートの結果ですが、一番多くの票を集めたのは得票率54.5%の『クライマックスを書いている時かな』でした。クライマックスね。分かりますよお。物語の一番の見せ所。バトルモノなら最強のボスを最強の主人公が奇跡の一撃で倒すシーンですよね! ミステリなら犯人を追い詰めて観念させる、ラブコメや恋愛なら恋が成就するシーンかな。物語の目的が達成するシーンは、書いていても気持ちがいいところだと思います。


 次に多くの票を得たのは得票率27.3%の『推敲している時が一番楽しい』でした。推敲って楽しいですよね。推敲の魅力は既に語っていますけど、私と同じ感性の人がこれだけいると言うのが分かって、それだけでも嬉しく思います。


 3番目に票が集まったのが得票率18.2%の『完結させた時の充実感が最高』でした。これも分かりますよ~。完成したーって言うあの充実感ってありますよね。特に長編ともなれば、執筆中に感じていた色んな気持ちがブワーッと蘇ったりもしますよね。あの感覚は作品を完結させた時にしか味わえませんよっ!


 最後に残った『序盤を書いている時かな』は得票率0.0%と1票も入らないと言う淋しい結果に。私、結構序盤って好きなんですけどね。思いついた話を書けるぞって最初の勢いがあるから結構熱意がこもっていたりするんですよね。

 までも、他の項目に比べたらそこまで興奮する程でもなかったのかなぁ……。


 と言った感じで、推敲や作品を完結させた時よりクライマックスを書いている時が一番楽しく感じる人が多いと言う事が分かりました。クライマックスを書くために執筆している人が多いんだなぁ。なるほどねぇ。


 と言う訳で、今回の最終投票数は11票と、何とか10票のラインを超えてくれて嬉しかったです。次回も10票以上は集まって欲しいところ。

 今回もアンケートに参加してくださった皆さん、有難うございました。


 さて、次回は、長編で1エピソードを書き終わった時にどうしているかについてのアンケートとなります。

 こちらも、よろしければ気軽に答えてくださると嬉しく思います。

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