第三章 魔獣
第15話 現実を直視できない間抜け
道具は、ただ耳を
リカルドは、もう何の音も
ルーツがそう自分に言い聞かそうとした
―――――――――
それとともに、聞こえてきたのは、地面が
「
通信を
大きな音は一度したっきりで、あとは
ルーツはあんなに小さな
―――――――――
そう考えると、
軽い気持ちで
サーズと
―――――――――
リカルドは
もちろん、ルーツが行っても
―――――――――
――
頭の中では、そんな
ルーツは
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