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2021年6月11日 14:13
遠く遠く暗黒の深淵に在るエンケラドス。 かつては身動ぎしない、静寂なものと思われていた。 しかしどうだろう。 近くによって見る姿は、間欠泉を噴き上げる。 内に溜まった力を解き放つ。 舞い上がった水は一瞬で凍え、凍り付き、地表に降り注ぐ。 積み重なって、積み重なって、ひび割れて、今の姿になった。 美しいと言う者もあれば、異を唱える者もいる。 見る者、聞く者がどう捉え様と、 ギガンテス・エンケラドスの如く、 轟音を轟かせっ、愛の轟音をっ。 みたいな、ちょっとアニメぽっい。 大丈夫、誰憚る事ありましょうや
2021年6月5日 19:04
すごく好きな詩です。心穏やかに眠れる日が来ることを願います。
作者からの返信
フミさん、ありがとうございます。すごく好きだと感じていただけた良かったです。猫がいてくれるので、なんだかんだほっこりしながら眠れていますが(笑)、心穏やかに眠れる日が来るのを楽しみにしておきますね。
遠く遠く暗黒の深淵に在るエンケラドス。
かつては身動ぎしない、静寂なものと思われていた。
しかしどうだろう。
近くによって見る姿は、間欠泉を噴き上げる。
内に溜まった力を解き放つ。
舞い上がった水は一瞬で凍え、凍り付き、地表に降り注ぐ。
積み重なって、積み重なって、ひび割れて、今の姿になった。
美しいと言う者もあれば、異を唱える者もいる。
見る者、聞く者がどう捉え様と、
ギガンテス・エンケラドスの如く、
轟音を轟かせっ、愛の轟音をっ。
みたいな、ちょっとアニメぽっい。
大丈夫、誰憚る事ありましょうや