概要
ラブ・アンド・ピース
短編です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!って言うか、これがロックだ、違うかな?
まず申し述べて置きたいのは、多分この作家の作品にレビューできるレベルに、今の自分は無い、ということです。しかし、にも拘らず筆を執らせる魅力がこの作品にはあります。
冒頭の「まるで忘れられた野良犬のように封書が郵便受けに転がっていた」という表現に、かっこいいなあ、とまずヤラれてしまい、さらに肝心のロックンロールとのお別れのセレモニーの、その会場には結局辿り着かない!!というかそもそも辿り着かせる気なんて最初から無い!!!というところに、うわあロックだなーこんなに期待させといて、とシビれ、電車の中での夢の対話(でもホントはモノローグ)もかなりカッコ良く、最後の独白の場面は、なんだか荒野を吹き過ぎ…続きを読む