発達障害・椿ツバサ編

 さて、二回にわたり発達障害についてお話しさせていただいたのですが、私自身、どうなんだろうと思い、今回診断をしていただきました。診断方法はWAISとよばれるものです。詳細は省きますが、およそ二時間程度に渡り診断をしていただきました。

 では、まず結論なのですがADHDとのボーダーという形となりました。正しく言うならばADHD傾向がかなり強く日常生活においてもそれが支障となりやすい体質ということです。全体的にIQも低く、特に抽象的内容の理解や情報処理が苦手という結果でした。全体をまとめると一度にあれこれしたり自分のペースで出来ない事に関しては向いていないということですね。そういう意味合いでは小説を書く趣味というのは自分に合っているのかな、なんて思います。自分のペースでゆったりと処理できるわけですからね。

 では私自身それを感じることはあったのかという点ですが、私は地図を読むことが苦手です。図形として示されてもいろいろなところに目がいってしまいきちんとそれがどこにあるのかを処理することが出来ません。地元民しか分からない話なのですが、以前大阪の日本橋へ訪れた際、帰り道が分からなくなって携帯の地図アプリを広げても道に迷い、携帯の充電も切れかけるなか、道路の看板をみてなんとなくの方向性を決めてようやくたどり着いたのが隣接する天王寺動物園駅ということがありました。その他にも苦手としているのが細かい作業です。ラウンドワンのスポッチャに遊びに行ったとき、そこのローラースケートで遊ぼうと、ヘルメットなどを装着……しようとしたら上手く装着できませんでした。これは図形で表されていて理解できなかったというのもあるのですが、それ以上にどこに何を通すのかといったことが苦手であることを現わしていたように今となっては思います。

 さて、今回このような結果となったわけですが、私自身納得の結果という形です。これで落ち込むこともないですし、なるほどなという程度。ハッキリ言ってしまえば自分が発達障害なのかどうかを知りたかったと言うことに過ぎません。ですので、ADHD傾向がかなり強い人物で、IQも低いと言われて考え方が変わることもないですね。ですが、そういう人物だと医学的に診断されたことで、自分を受け入れる事が出来たかなーと思います。

 それでは次回!

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