精米×海苔

第1話 おにぎり！

海苔「欲しいんだろ？」

精米こしひかり「やめて！海苔さん！」

海苔「欲しいんだろ？自分の口で言ってみなよ・・・・・・オレのコレが」

にやにやしながら、ばっ、と海苔服をめくり、下半身を露出させる海苔。

九州有明産の海苔が黒々と、マントのごとくはためく。

なんという、はしたなさ。

そう思いながらも.ちらちらと見てしまう精米コシヒカリ。

海苔「いうんだ、自分の口で・・・・・・！めちゃくちゃにされたいです、海苔さんの黒々とした国産の海苔で包まれたいですって、なあ？」

「激しくしてえ！」

梅干し「その話、待ったあ！」

「梅干さん！？」

「おのれ、塩と赤紫蘇の奴隷風情が、何しに参った！？」

「この俺も混ぜろ、一枚かませるのだあ」

赤々とした梅干しはそんな宣言をお、しました。

「なんだと？それをやるということは、３Ｐになるぞ」

「精米と海苔と、紫蘇漬けの梅干しが・・・・・・」

みんなの力がひとつに合わさり、

こうしておにぎりが完成したのだった！！

めでたしめでたし。