あら、1000字。消えてしまいました。
あさとろ
1000字の
眉間の辺りが焦げるような感覚。その事実を信じたくなくて焦った。あぁ。私の一時間が屑となって蹴り飛ばされた。本当は違うんです。こんな文章なんて書きたくはありませんでした。
憔悴しそうだ。一千字も書いた私の小説。良い書き出しで、満足する構成が浮かんでワクワクして書いていたらのに。蹴り飛ばされた私の文章。今、蹴り飛ばされて、どこにいるの。
アプリを閉じた。その時に。私が見ていない間に。恋した彼女を、誰かが殺した。鼓動は当然に、激しく喪失感を奏でている。悲壮的二分間。この本当に、私がいま書いているこの文書に浮気した。。
あら、1000字。消えてしまいました。 あさとろ @asatororon
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