狭い世界から、広い世界に視点を移しても

好きな女子に一度フラれた男の子が主人公です。
フラれたのにつながっていて、痛々しい。
あるキッカケで自分を客観視させられます。
それでも、自分の世界が広がって自由になるわけでは
ないのですね。
あいかわらず狭い世界が主人公の現実のすべて。
やるせない。
純文学。
そんな小説だと思いました。