第5話 あとがき

と、言うわけで終りです。


ちょうどこれを書いていた頃、七夕期間中だったので、お祭りネタが書きたかったんですぅ。で、ネタは、花火と子どもと風船と決めていました。もう、「URZU」書き上げたら止まらなくなってしまいました。


子どもの設定はちょうど少しまともに会話ができるくらいの年齢を意識して3才位にしました。バーンの子どものあしらい方を知りたかったけど、やっぱり(笑)しゃべらないであしらった。わはは。


今回お目見えした本条院美咲はしろがねさんがえらく気に入っています。のでそのうちトンでもないことをしでかすでしょう。レズじゃないけど綾那フェチみたいな。何をするにも、綾那についてまわる『お嬢』です。(最近この言葉が自分の周りで流行っている。)祥香の方は、アメリカの方へ留学ということになりますが。この事を後々まで覚えておいてくださいね。しばらく出てきませんが、そのうち出てきますから。


リリスの解説は、私じゃなくてしろがねさんにお願いします。あのテンポにはついていけません。みてくれは外国人なのですが、神道系の業(祝詞とか呪いのわら人形とか)を使います。巫女姿がかわいいかも。年齢は不明ですが、もちろんバーンたちより上でしょう。ねー?当然よねー?


「ライゾ」の意味は、旅、コミュニケーション、融合、再融合を表します。二つの面、二つの要素を持ったものを調和させることに関係します。

もちろん『旅』という意味は、『魂の旅』の象徴でもあり、いろいろな意味に引っかけているのですが…。

ひとつは、今回迷い子になっていたたっちゃんが母親を捜す『旅』。もうひとつは、バーンが答えを探す『旅』+臣人にとってはバーンと一緒にその『旅』を支えるという『旅』をも意味します。他にも色々あるんですが(祥香がアメリカに旅立つとか…)、書いてしまうと後々の話がバレるのでやめます。その場合、視点は常にひとつではなく、いくつか持たなければなりません。視点を固定してしまうと見えるものも見えなくなる可能性があるからです。(今後、次第に臣人がその傾向を強めていきます。)


しかし、本来の「ライゾ」の『旅』の意味は、自分を癒し、変革し、そしてひとつになることへの『旅』という意味です。物質的なものに重点を置かず、志を同じくする人達からでさえも距離を置くことが必要であると告げるルーンです。


そういう意味では、自分の「答え」は自分自身で出すしかないわけですし、その「喜び」は他人にはわからないものであるはずです。バーンがその「答え」を見つけることができるか(もちろん臣人も)は、このシリーズが終わるまでに書けたらいいなあと思っています。ちなみに全25話です。今回が3話目。残りあと22話ということで。(笑)


ここまでお付き合いしてくださって、ありがとうございました。

あなたにルーンの加護がありますように。

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RAIDO 砂樹あきら @sakiakira

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