48 『宮廷の諍い女』1~10
3年ほど通っていた『史記』の講座もコロナ禍で閉講となった。
古代中国の歴史についての新しいネタの供給源が断たれてしまった。(笑)
また白麗シリーズの執筆も順調に進んでいて、「これ、どうなっているの?」と、中華ファンタジーの設定について、最近はあれこれと悩むことも少なくなった。
……ということで、この連載エッセイ『私、中華ファンタジー小説をまじめに勉強します!』もネタ切れに陥ったので、華流時代劇映画やテレビドラマや小説を見たり読んだりした感想を書いてみようと思う。
その一番初めの作品として、現在、アマゾンプライムで視聴している、華流時代劇テレビドラマ『宮廷の諍い女』。
これは、2011年に放映された華流時代劇テレビドラマだ。
中国清王朝第五代皇帝・雍正帝の後宮が舞台。
皇帝の寵愛を巡る妃嬪たちの激しく哀しい諍いが描かれている。
原作そのもは架空の時代であるらしいが、テレビドラマは清の雍正年間を舞台にしているとのこと。
日本では、76話に分けられて放映された長い長いドラマ。
現在、10話まで視聴。
実を言うと、この『宮廷の諍い女』、今までに2度視聴したもののその度に途中で嫌気がさして挫折している。
1度目はたぶんテレビで放映された初期、そして2度目は、『史記』の講座の先生のお勧め作品ということで。
私は執念深い性質なので、一度見始めたり読み始めた映画やテレビドラマそして小説には最後までつき合う。
それで、2度も挑戦して、それでも挫折したというドラマは珍しいのではないかと思う。
女同士の浅ましい争いをテーマにしたものが苦手なので、そのせいかなと思っていた。
しかし、『宮廷女官・若曦』と『瓔珞~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃』も後宮ものだが、とても面白くてそれぞれに2度見した。
その違いはどこから来ているのだろうと考える。
今回の3度目は、そんなことも考えながらじっくりと最後まで見るつもりだ。
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