※ 2020年 ※
14 私、『史記』をまじめに(?)勉強しています!
退官された大学教授による『史記』の講座に通って、この春で、丸3年となる。
なぜ、突然、普通の主婦の私が『史記』なのかは、またいずれの時かに書くことにして……。
私が『カクヨム』で<真白い髪の少女>シリーズを書き始めたのは、この『史記』の講座で座って講師の話を聴き、「ああ、おもしろかった」では終わるのが嫌だったからだ。
なんらかの形で、『史記』の講座に通ったことを残そうというのが、大きな動機だった。
これは、生活信条である『転んでも、絶対にただでは起きない』というのが、大きく関係している。
決して安くはない受講料だ。
レストランでお金を払って食事すれば、食べたのもが消化されて血や肉になるように、『史記』で払ったお金で買った情報も、自分の血や肉にしたい。
講師の先生の専門は、『史記』に書かれていることが、歴史的事実がどうかを検証するというものらしい。
その道で40年だ。
そういう話を聴きながら、どうして史実など無視した噓八百ファンタジーを書こうと思ったのか。
それは叶わなかった自分の夢「美少女に生まれたかった」「男にモテたかった」「あちこちを旅してしてみたかった」というを、せめて小説の中で叶えるためだ。
先生には申し訳ないと密かに思っている……。
『史記』の講座に3年間、まじめに通ったので、書き残したいことがいっぱいある。
ただ、それらを学問として系統立てて書くのは、不勉強な生徒なので難しい。
それで、これから思い出したことや思いついたことを、なんの脈絡もなく不定期に書こうと思う。
最後に、<真白い髪の少女>シリーズの第一部の「荘興の父・荘健政は、その国の慶央の人だった」という書き出しは、記念にと、『史記』の格調高い書き出し文を真似ている。
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