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8 妲己の汚名を雪ぐ(中華ファンタジーにおける、私の壮大な計画)」への応援コメント


  • 編集済

    田中芳樹先生が、仲間の女性作家の方から、男社会の中で懸命に生きた結果として悪女と呼ばれるようになったのでは、という話を聞いたと書いております。
    まあ男でも「やり過ぎる」と奸臣だの梟雄だの言われる世界であり時代ですから、女性だと余計悪目立ちして、結果、悪女という呼称がつきまとうんでしょうね。

    ではではノシ

    作者からの返信

    四谷軒さん、コメントをありがとうございます。
    古代中国で王朝が内側から滅びる原因は、宦官か皇帝の寵妃の外戚だそうです。宦官と外戚、それからなんとか国と自分たちの身を守ろうとした結果が、後世の歴史では愚帝と悪女と呼ばれるようになってしまった…。というような筋書きで書いてみたいという構想はあるのですが、どうやら、書けずに人生終わるかなあと。(笑)

  • 初めまして、斑猫です。
     自分も設定中では妲己=九尾の狐みたいなイメージがあるのですが、九尾の狐についての逸話と夏王朝の終焉について見ていると、面白い事を思いついたのです。
     妲己としての九尾の狐は悪女というか悪狐らしいんですが、九尾の狐そのものはむしろ善なる属性なんですね。
     それで、この九尾の狐はかつて夏王朝にも関与しており、なんと最初の夏王朝の王様と結婚したとかそういう感じの伝承が残っています。
     時は流れて夏王朝は滅び殷王朝に取って代わったのですが、近年の研究では殷王朝の面々が夏王朝の王族とかを殺戮し、それで成り代わった事が判明しました。
     夏王朝に関与した九尾の狐と妲己が同一個体であれば、自分が大切にしていた王朝を根絶やしにした憎き一族への復讐……みたいな展開もありかもしれませんね。

     トンデモ理論として聞き流していただくだけでもOKです。
     長文失礼しました。 ではまた。

    作者からの返信

    斑猫さん、初めまして。
    そして、コメントをありがとうございます。
    私の古代中国の入り口は孔子・老子の思想からで、その後、実在人物の伝記や歴史を学びました。それで、中華ファンタジーを書くのには、まだまだ頭が固くて、苦労しています。妲己が九尾の狐という伝承を、最近まで知らなかったほどです。ぼちぼち頑張るしかありません。(>_<)
    斑猫さんも、九尾の狐をテーマにした現代ファンタジーの連載、頑張ってくださいね!

  • 妲己か、面白いね。実は、今、ダークファンタジーを書き始めてていて、その最初が、男たちの贄となった女性の復讐。同じようなことを考えてらして、なんか嬉しくなりました。

    作者からの返信

    そうなんですよ、いつか、男社会に利用された女たちの、国をも亡ぼす壮大な復讐劇というのを書いてみたいです。
    「白麗シリーズ」はそのための練習だと思うと、肩の力が抜けて、最近書くことが面白くなってきました。
    アメリッシュさんのダークファンタジー、楽しみです。

  • 三年後ですか-、壮大な計画ですね(笑)
    妲己って『封神演義』のイメージが出来上がっていますから、それがどんな風に崩されていくのか楽しみです。


    歴代の悪女の代表は、妲己の他に、夏の末喜(妹喜)とか周の褒姒ですが、笑わないといえば褒姒かな? そういえば妲己と褒姒は同一人物だった、という話もあるようですね。(もちろん伝承の世界ですが)
    古代の中国って、いろいろと面白いです。

    作者からの返信

    『白い髪の少女』、2部まで書く予定だったのに、最近、ひょっこりと3部が閃いて。もしかしたら、4、5となるかも知れない…。すると、5年後かなあ。(笑)
    古代の中国のお話は、本当におもしろいです。
    講座の先生は、初めは大学の工学部を出てエンジニアとして働いていたのに、再び大学に通い直し、『史記』の世界にどっぷりとなってしまったとか。講義の時の先生の、この世界が好きでたまらないという顔を見るのが楽しみで、通っているところもあります。
    『史記』や『三国志』に出てくる地名に、実際に訪れてその場所に立つと、見えてくるものがあるのだそうですよ。聞いているだけで、羨ましくて、羨ましくて…。

    編集済