暴力的でいて何処か儚げな--そんな彼女があたしは大好きだ。

女性と女性の恋模様を描かれた本作品ですが、すらすらと綴られる文体が非常に読みやすかったです。
バイオレンス風味なヒロインとの衝撃的な邂逅から始まって、コミカルな日常から一気に結末へ走り抜ける展開に、画面をスクロールする速度もどんどん加速していきました。
短編ながら、しっかりと纏まっていて読了後の一息が心地良かったです。
拙いレビューで恐縮ですが、これからも応援しております。