56す
564219
第1話
A子さんは怖い話が大好きだった。
あの事件が起きるまでは・・・
A子さんは仲の良い友達とSNSでグループを作っていつものように会話をしていた。
チャット・・・
A子「明日空いてる?」
B子「私空いている!」
C子「私も!どこか行こうよ!」
A子「銀座に新しくできた○○はどう?」
C子「良いね!○○にできたカフェに一度行ってみた
かったんだよ。」
三人グループで奇数だったが3人とも仲が良かった。3人は銀座駅に集合問結果になりその日のチャットは終了した。
そして次の日・・・
「おはよう!」
「おはよう!」
「おはよう!」
そして3人は銀座の○○に向かた。そしてあの恐ろしいメールが来ることになった。
ピコン!
「あっ。メールだ・・・。って何これ!」
「どうしたの?」
C子に来たメールにはこう書いてあった。
「564219・・・」
最初は何のメールかわからんかった。A子はこの暗号を見て気づいたことがあった。
「このメールッテ死神メールじゃない?ずっと前アニメだやっていたんだよ。このメールを無視すると死神が来て967つまり来るなって打つと来なくなるんだって。」
「そうなの・・・。じゃ私打つね。えーっと。
967・・・送信っと。」
ピコン
「なんで・・・。967って打ったのに・・・。」
「19・・・。行く・・・。って」
「大丈夫だよ!19って来たからって来るとは限らない
から。」
そういって3人は○○のカフェに行って楽しく時間を過ごした。とてもさっき死神メールが来たなんて思えないくらい楽しい時間だった。
「そろそろ帰るね。もう8時だから。」
「そうだね。もう夜遅いしね。バイバイ。」
そうして3人は家に帰っていった。そして次の日事件が起きた。
プルルルル、プルルルル・・・
「もしもし。B子どうしたの?」
「C子が・・・。C子が・・・。死んだって。しかも
誰かに殺されたって。」
「そんな・・・。誰がそんなことを。」
「とりあえず明日が功で話ましょう。」
A子は電話が切れた後も茫然としていた。しかしよく考えてみるとおかしい。なんで殺されたってB子が分かった。警察に知らされたのなら私の家にも電話が来るはずだ。だってB子には申し訳ないがA子とC子は幼馴染だったからだ。だから電話がくるはずなんだ。警察がただ忘れただけだけだろう、そう思いながらベッドに入って夢の中に入っていった。
次の日・・・
「B子おはよう。」
「A子おはよう!元気ないね・・・。」
「C子が亡くなったのに元気でいられるわけないよ」
「でもさC子って少しうざくなかった。なんだろう
自己中心的だしわがままだし。」
「そう?私C子と幼馴染だけど思ったことなかったよ。」
「ふーん。まっいいや。今日学校帰り原宿行かない」
「さすがにC子が亡くなったから今日は家にいたいな。」
「そう・・・。」
その日からB子とは少しぎくしゃくし始めた。C子のお葬式に行ったときC子のお母さんからある話を聞いた。
「A子ちゃん。少しお話があるんだけど。」
「はい。」
「実はね。C子がA子に伝えてほしいと言っていて。
は自分で言えば良いって思っていたのにまさかこんなことになるとは思わなくてね。」
そして静かにC子のお母さんは語り始めた。話によるとメールがいくつも着てもう疲れたといっており送ってきた人に会いにくと言って家を出たそうだ。そのメールの内容は564219だった。A子はC子のお母さんに頼んでメールを見せてもらった。送信者はB子だった。A子はただ画面を見るしかなかった。その日の夜A子にもメールが来た。内容は564219だった。しかし送信者が分かっていたA子はB子に
「人殺し。」
とだけ送った。するとすぐに返事が返ってきた。
「ばれてたんだ。後で殺しに行くからね。」
そしてA子はB子の家に行った。
ピーンポーン
「はーい」
「B子はなしがあるんだけど。」
「来ると思った。」
そしてB子の家に入ってしばらくしてB子だけが出てきた。そして何時間たってもA子がB子の家から出てくることはなかった。
次の日・・・
「ねねA子が殺されたって本当?」
「そうらしいよ。しかもB子に殺されたんだって。」
B子はと言うと警察に連れていかれたらしい。理由はA子とC子を殺した罪で。3人が見た目はとても仲が良いように思えたがA子とC子は仲が良かったがB子はあまり仲が良くなかった。B子は仲が良い友達を作りたかっただけらしい。
皆さんも友達と仲が良いからと言って果たして本当にそれが仲が良いとは限りませんよ。皆さんも友達にはお気をつけて・・・。
56す 564219 @commnder
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