パガニーニの夏
増田朋美
パガニーニの夏
パガニーニの夏
今日も、指揮者の広上麟太郎は、相変わらずアマチュア楽団の指揮に勤しんでいた。でも、相変わらずアマチュア楽団のメンバーたちは、彼の言うことに従おうとはしなかった。ちょっと音楽的なことを注意すれば、わしらはアマチュアですから、と変な文句をつけるのである。そうなると、なんだか自分のほうが馬鹿にされているのだはないかと、思ってしまうほどであった。
どうしたら、自分があの人たちに馬鹿にされないで済むのかなあと、麟太郎はいつも考えてしまうのである。まず第一に、指揮者というものは、オーケストラに雇われている存在なので、馬鹿にされやすいということは言えた。時にはそこを強調する、団員も結構いるので、余計にカチンとくるときもあるのだった。指揮者となれば、いろいろ権威があることが多いが、どうもそのあたりを変に解釈している輩も多いのである。
そういう奴らからバカにされないようにするためには、やっぱりむずかしい曲を、メンバーに課して行くしか方法がないのだった。
その日、麟太郎は富士市の役人に呼ばれて、富士市役所へ行った。何でも大事な会議をするので、広上先生にも是非でてもらいたい、と言う事だった。役所と話すとろくなことがないのはわかっていたが、必ず出てくれと言われている以上、出ないわけには行かないのだった。
「今回の議題は、来年の夏に行われる、音楽祭りについてです。」
麟太郎が部屋に入ると、議長がそういった。音楽祭りについて、市長さんから、話があるというのだ。
「今年の音楽祭りは、これまで以上に売れ行きの悪い、音楽祭りでした。それは、音楽祭りの内容が悪いとたくさんの方から言われております。どうでしょう、来年の音楽祭りは、オーケストラをやめて、ポピュラー音楽のみにしませんか。そのほうがより、音楽に対して楽しめるのではないでしょうか。」
富士市長さんは耳の痛い話を始めた。
「ちょ、ちょっと待ってください。音楽監督として、そんなことは聞いておりませんが。」
と、麟太郎は急いでそう言ったのであるが、
「いえ、広上先生、いくら先生たちには素晴らしい音楽であっても、周りの人にはただのつまらない音楽であるのは、疑いないじゃありませんか。今年の売れ行きの悪さがその証拠ですよ。皆さん、クラシック音楽なんか聞く気にならないんですよ。」
市長さんの隣りにいた、有力な市議会議員がそう発言した。
「それに音楽祭りだって、利益がなければ意味がありませんでしょう。」
また別の議員がそういう。
「そんなことしたら富士市民の心が貧しくなります。豊かさを失わないためにも、音楽祭りでは、クラシック音楽を聞かせることが必要なのです。」
麟太郎が反論すると、会計係を勤めていた、若手の議員がこう発言した。
「では、先生は、どういうことをすれば、クラシック音楽で盛り上がるとお考えでしょうか。何か盛り上がる曲はあるんですか?」
「ええ、ありますとも!」
自信満々に言う麟太郎。
「ショパンのピアノ協奏曲や、チャイコフスキーのピアノ協奏曲など、いろいろあるじゃありませんか。ピアノ以外の楽器なら、パガニーニの、バイオリン協奏曲とか。」
「広上先生、あなた、盛り上がるの意味を誤解していらっしゃいますな。」
不意に、一人の市議会議員が、そんなことを言った。
「広上先生、盛り上がるというのは曲が盛り上がると言うのではなくて、お客さんが盛り上がるのかということを聞いたんです。第一、富士市には、音楽コンクールに出場するようなスター的なソリストもいないじゃありませんか。外部から呼べばお金が掛かり過ぎますし、この地元に、そんな有力な人はいませんよ。」
「少なくとも音楽学校へ行った者は居るでしょう?その中から有志で来てもらうとか、方法はいろいろあるはずじゃないですか。ソリストになるというのは、自分の自信もついて、悪いことにはなりませんよ!」
麟太郎はそう言い返したが、議員たちは、そんなものいるか、という顔をした。
「じゃあ広上先生、そのソリストというものを連れてきてくれませんかね。それで、わしらを感動させられるほどの奏法が出来るようであれば、わしらも音楽祭りでクラシック音楽を演奏することを許可しますよ。それなら文句ないでしょう。」
一人の高齢議員がそう発言すると、
「ああ、それがいい、それがいい!素人を感動させることは出来なかったら、ソリストの腕も、大したものではないということになりますからな。」
「うん、確かにそうだ。それは、名案だ!よし、頼みますよ。広上先生。一週間した後で、もう一回招集しますから、その時に、ソリストというものを連れてきてください。そこで一曲弾いていただきまして、そのソリストが、どんな感動的な演奏をするのか、見せてもらいましょう。」
相次いで議員たちがそう発言した。これで、一週間後に演奏者を連れて来なければならなくなった事は、明確になった。
「わかりました。其れでは、一人か二人、優秀な演奏家を連れてくることにいたしましょう!」
むきになって鱗太郎はそういったが、実は彼もそういう優秀な演奏家というものは、よく知らないのであった。
そのまま、会議はお開きになった。こりゃあ、たいへんなことになったなあと鱗太郎は思いながら、市役所の建物をでて行った。
外へ出てみると夕方になっていた。明日も晴れることを予測しているかのように、夕焼けが取り囲んでいる。
とりあえず道路を歩いてみるが、そんなところにソリスト何て落ちているはずもないのだ。
周りには、様々な家が建っているが、そんな中から楽器の音は、聞こえて来る筈もない。ましてや、音楽祭りでソリストをやれるほどうまい人は、何処にもいるわけないのだ。
「あーあ。困ったなあ。」
クラシック音楽の価値も下がったものだ。むかしであれば、音楽家は威張っていられたのに。それも、何もなくなってしまったのである。
其れでもまだ、音楽業界の中では、オーケストラの指揮者というと、偉いね偉いねと行ってもらえるのだが。
とりあえず、道路をあるいて、音楽教室などに有力な人物がいないか、聞いてみることにした。
「あれれ、この先、楽譜屋さんがあった筈なんだけどなあ。」
確かに楽譜屋さんは、そこに立っていたのであるが、もう、建物はなくなっており、綺麗な更地になってしまっていた。そこには、何人かの大工さんたちが、次の家を建てるための打ち合わせをしている。
「ああ、潰れたのかあ。」
そこへ行けば、音楽教室への情報が見つけられるのではないかと思ったが、すでに、楽譜屋さんはなくなってしまっていた。
「そうだよなあ。東京でも行かない限り、楽譜だけで商売するのは難しいよなあ。最近はインターネットで、楽譜を取り寄せてしまう商売も盛んだし。あの、何とかというアプリで、楽譜を譲り渡したりする人もいるみたいだからなあ。」
そうぼそっと言ってみるが、それでも、潰れた楽譜やさんがもどってくる訳ではないので、無意味な呟きだった。
仕方ないので、そのまま楽譜屋さんの前を通り過ぎ、鱗太郎はまた道路を歩いた。とりあえず今日は酒でも飲んでいこうと思ったが、飲み屋は見つからない。あれれ、また、潰れたのかと思っていると、飲み屋はあったことにはあったのだが、本日定休日と看板に書かれていた。
そのまま、しかたない、駅へ戻るかと、方向転換しようとしたとき、
「どうもありがとうございます。また買いに来ますので。」
と、飲み屋さんの向かいにある渡辺文房具屋から、ガラッと蘭がでてきた。
「あれ、広上先生じゃないですか。」
と、蘭が言った。
「おう、蘭か。一体何があったんだ?」
鱗太郎もそういうほど、蘭はがっくりと落ち込んでいる顔をしていた。
「全く。僕は、どうしようもなく要らない人間になってしまった様な気がしましてね。」
と、おもわず口を出す蘭。
「そうか。俺も、要らない人間だ。何だか、もう富士市には必要なくなってしまったような気がして。」
「へえ、広上先生のような人もそういうんですか。」
蘭は、思わずそういってしまった。
「俺が言ってはいけないのか。」
おもわず、鱗太郎はそう言ったが、
「まあ、誰でも悩んでいることはあるわな。」
と、だけ言って、大きなため息をついた。
「ええ、でも僕みたいな者が悩んでいる事なんて、広上先生に言わせたら大した事ないじゃありませんか。僕の悩んでいることとは格が違うでしょう。」
「悩み事に、順位を着ける何て、ただの馬鹿のすることさ。悩んでいる同士、酒でもしようぜ。俺、奢るからよ。」
と、鱗太郎はにこやかに言った。蘭もそうですねと言って、じゃあ、別の飲み屋を案内しますと言い、富士駅近くの飲み屋に連れて行った。
「はい、いらっしゃいませ。」
と、女将さんが二人を暖かく向かえてくれる。こういう二人を向かえてくれる女将さんのような暖かい人は、なかなかいないような気がする。
「お客さん何にしましょうか?」
優しくいう女将さんに鱗太郎はとりあえずビールと言って、二人で席についた。
「それで、蘭は何を悩んでいるの?」
蘭も蘭で、もう悩んでいることを打ち明けてしまった方がいいのではないかと思ってしまって、
「水穂、水穂がさ。」
と、切り出してしまった。鱗太郎も、それはたいへんだと真剣な顔をして、蘭の顔を見た。
「水穂?」
そういわれて蘭は言葉に詰まる。果たして言っていいのかどうか、何だかまだ迷いがあるようなのだ。そこで鱗太郎は、自分がなにかいうしかないと思った。
「水穂、最近はどうなんだ。俺たちもあいつには早く良くなってもらってな、音楽祭りでソリストをやって貰わないと困るんだからな。ソリストとして、あいつは重要な存在だ。それをわかってもらわなきゃ。」
「それ、もっと早くあいつに言ってもらえないでしょうか。それを言ってくれれば、あいつだって、もっと気楽になれるのではないかと思うのです。」
と、蘭はそういってしまう。そのようなことを行ってくれる人物が一人でも多くいてくれれば、水穂だって、生きようという気持になってくれるのではないかと、蘭は、思ってしまうのだった。それをしてくれ人は、どういう訳か、水穂の周りには現れてくれないのだ。
「でも、今のあいつは、とても無理です。そんな、音楽祭りでソリストをやってもらう何て、それほどのことが出来る訳ではありません。」
「そんなに悪いの、あいつ。」
鱗太郎が蘭に言うと、蘭は黙って頷いた。
「そうか。でも俺はまだ諦めないぞ。あいつしかいないんだからな。ああしてゴドフスキーの曲をすらすらと弾きこなせる奴は、そうはいないからな。だから、音楽祭りで協奏曲弾くのだって簡単さ。俺はまだ、覚えているよ。音楽学校の練習室で、あいつが、目の玉真っ赤にして、ゴドフスキーの練習曲を一生懸命弾いていたのをな。ゴドフスキーなんて、ほとんどのやつが、弾いてみようと思いついても、けがをしたり、演奏技術が無かったりして、諦めてしまう作曲家なんだ。それを、あいつは、一生懸命弾きこなしてた。俺はそれを聞いて、きっとこんな奴が世に出たら、百年に一度の大天才が現れたって、みんなはおどろくだろうなと、ほくそえんだものさ。」
「そうなんですか。」
蘭は、水穂の学生生活について、聞いてみたくなった。
「あの、もしよかったら、水穂の学生生活の事、話してくれませんか。あいつは、どんな学生生活だったんでしょうか。」
「ああ、いつも学校に行くと、朝いちばんに学校にやってきて、まっさきに練習室にいってな、ひっきりなしに練習を続けてた。授業だって、真面目にきちんと受けてて、疲れたときは、時折学校の中の楽器博物館に行ったりして。だけど、どういう訳なのか、ほかの同級生と一緒に行動したことは一度もなかった。あんな映画俳優みたいな顔して、よく同級生からラブレターを貰ったことも多かったが、それにこたえたことも一度もなかった。教授や、外部から来た指導者は、是非、コンクールとか、そういう所に出て、運試しをしたらどうだと、あいつを説得したことがあったが、それにこたえたことも一度もなかった。本当ならさ、俺より成績良くていいはずなのに、それを見せびらかしたこともなかった。俺は、出来る事なら、奴と友達になって見たかったが、どうもこれ以上近づくなと言いたげの雰囲気があって。何だか、一人で戦車を動かして、敵に突っ込んでいく兵隊みたいな所があった。」
そうか、そういうところがあったのか。あいつは音楽学校で、自分の出身身分がばれてしまわないように、気を張って生きてきたに違いない。だから、同級生の女の子から、ラブレターを貰っても応じなかったのだろう。
「本当はな、卒業生総代になるのは、あいつのほうが良かったと思う。俺は、指揮者としては、良かったのかもしれないが、忘れ物が多くてな。コンクールで優勝した時は、指揮棒を忘れて素手で振って優勝したし、卒業式の時は、卒業生総代として読む答辞の原稿を忘れて、即興で演説したし。あいつは忘れ物など一回もしたことなかったもの。ただ、一つだけ俺がおかしいなと思ったのはな、なんであいつはいつも同じ格好ばかりしているのかなという事だ。」
そう、つまり学費が高すぎて、着るものを買うお金がなかったという事だと思う。普通学生にとって、同じ格好ばかりしているというのは、今であればあり得ない話であった。
「それと、もう一つすごいなと思ったことは、あいつ、ものをすごく大切にするやつだったなあ。勿論学生だから、いろんなものを買うけどさ、あいつ、無駄な買い物は一切しなかったし、光熱費を使いすぎるということもしなかったな。俺なんて、留学先でさ、電気を使いすぎて、とうとうブレーカーが上がってしまったことが何回もあったんだぜ。」
「そうですね、それは僕もありました。」
鱗太郎の話に蘭もにこやかに笑った。やっと、彼の話を聞いて、同調することが出来るようになった。広上さんも、元は普通の人間だったんだなとほっとする。
「そんな、今の人にはないいいこと沢山持っていたんですから、せめて、もうちょっと長く生きてもらいたいと思うのですが、それもなかなか、本人に通じないのです。もう、人の話を聞かないで弱っていく一方で。僕たちが、そういっているのが、全く通じないんですよ。誰か良くなってほしいと思ってくれている人がいるって気が付けば、もうちょっとあいつも良くなろうと思ってくれるのではないかと思うんです。」
「そうかあ。」
蘭の話に鱗太郎は、やっぱりため息をついた。
「じゃあ、俺がいってやるか?蘭の気持を。」
「ああ、そうしてくれればありがたいです。何しろ僕のいう事なんて何も聞かないものですから。」
救いの神様が現れたような気がして、蘭は、是非お願いしようと思いついた。
「お願いします。」
「おう、任しとけ。」
そういった鱗太郎も、是非来年の音楽祭りにでてもらわなければという、気持がにじみ出ていた。
「じゃあ、俺、ここから、タクシー拾って、製鉄所に行ってみるわ。」
「ええ、頼みます。それでは、お願いします。」
蘭は、お願いしますと頭を深々と下げた。
そのあと、鱗太郎は、蘭とビールを飲み交わして、飲み屋を後にした。それでは、と鱗太郎はタクシー会社に電話をして、製鉄所にタクシーを回してもらうように頼んだ。
製鉄所にたどり着いたとき、あたりはもう真っ暗になっていたが、鱗太郎は構わず玄関の戸をたたく。
「こんばんは。」
と、戸をたたくと、応対したのはブッチャーで、何ですか、こんな大事な時に、と変な顔をしていた。
「あの、水穂にちょっと会わせてもらえないですかね。」
「ああ、水穂さんなら、今、浩二さんと一緒ですが。」
ブッチャーがいう声に混じって、バイオリンの音が聞こえて来た。あれ、何だろうと思って聞いていると、パガニーニの24のカプリースの最後の一曲であった。鱗太郎は、ちょっと聞かせてくれといって、ブッチャーを押しのけて、部屋の中にはいってしまった。
バイオリンの音は、四畳半の方から聞こえて来た。とてもいい音なので、おもわず鴬張りでけたたましい音をたてているのも忘れて、鱗太郎は四畳半に突っ込んでいく。
「おい。今の音は誰が弾いているんだ。」
そう聞きながら、ガラッとふすまを開けると、若い人と思われたのは、中年の女性で、バイオリンを弾いていたのは、彼女だった。
「上手じゃないか!」
思わず鱗太郎は声を上げる。彼女は、一瞬演奏を止めてしまうが、鱗太郎は、続けるようにといった。この曲は、主題といくつかの変奏から成り立っているが、最後に向かっていくに連れて、どんどん難しくなっていく。鱗太郎はその演奏を真剣に観察した。音が外れていることもないし、リズムもしっかりしている。
弾き終わると、鱗太郎は素晴らしいと言って、拍手をした。
「随分上手じゃないですか。是非、来年の音楽祭りで、パガニーニのバイオリン協奏曲をやって貰えないだろうか!」
鱗太郎は用件があったのを忘れて、でかい声で言った。ところが、それに浩二が割り込んで、
「先生、それは無理ですよ。彼女はまだ音楽学校にはいったばっかりなんです!そんな人にソリストなんて負担が大きすぎます。」
といった。それをきいて鱗太郎ははあという。だってこの女性はもう中年の女性じゃないか。もうとっくに音楽学校は卒業しているはずでは?
「もう、広上先生も鈍いですね。最近はそういう学生さんもいるじゃありませんか。彼女は、若いころからバイオリンを習っていたんですが、子育てがひと段落してやっと、音楽学校にはいらせて貰ったんですよ。だから、まだまだこれからなんですよ。そんな人に、ソリストをやらせる訳には行かないでしょう。」
浩二も、あの時の浩二とは違っている。ちゃんと大人として、しっかりとものをいうようになった。たしか、会社員をやめてピアニストに専念していると聞いたが、そうなってから、よほど強い男になったような気がする。
「あーあ。結局だめかあ。」
鱗太郎は、大きなため息をついた。
「折角、パガニーニの夏にしようと思っていたのに。」
がっかりと落ち込む鱗太郎に、浩二は、咳き込み始めた水穂の世話を始めてしまった。鱗太郎は、みんな変わり始めているなあと思ってしまったほどであった。
「あーあ、これではだめだ。」
折角掴みかけたものを、又失くしてしまったような気がする。
「広上先生。」
ふいにその女性がいった。
「私、まだ、ソリストとしては自信がありませんが、その音楽祭りのことはずっと前から知っていました。だからオーケストラの一員として、私も混ぜていただけないでしょうか?」
ううう、、、。
何という結果だ。
ほしいものではなく、ほしくない者がまた増えたのか、と鱗太郎は思ってしまった。でも、若い浩二たちがすぐに変わっていけるのが羨ましくて、自分も変われるように、
「ええ、わかりました。」
とだけ言った。
パガニーニの夏 増田朋美 @masubuchi4996
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