黄緑の小鳥と白ぶちの黒猫

{鳥よ、どうしたらおれはお前にありつける?}


<ナァナァ>


<猫さん、今日も良い鳴き声ですね。ひなたぼっこでご一緒しましょ>


{パーピンポー}


{いつもの飯に飽きたもんでな、たまの贅沢もいいってもんだろ?}


<ニャー!フシュー!>


<今日もお元気ですね。木の実でもいかがです?>


{ピーパープー}


{だがお前では小ぶりすぎて腹は膨れんだろうな}


<フシャン、フシャー>


<足でこの丸いのをちょんと、えいっ>


{ピーピー、チュン}


{ついでにそこの木の実もくれるとは偉い餌だな!よっこら、せ!}


<シャーンシャー!ンニャシュッ!>

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

白ぶちの黒猫 ヘルニア @hernia

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る