心はいつもこたつのなかに、つづき。(友人・○○さんとの生会話。)
(前回の電話の、つづきです。後半40分ぶん。)
(今回から、私なつきの表記を「菜」に変えてみました。)
(はじめます。)
(とある友人が悩んでいる、という話。)
菜「まあそういうのって這いあがるしかないもんなー」
○「結局は自分だからねー」
菜「そうだよねー。まあだれも救ってはくれないんだよな、そういう意味では」
○「うん。自分のなんかこう、精神的なあれだからね」
菜「そうだよねー」
○「なんか自分で折りあいつけられないと、どうにもなんないじゃん」
菜「なんか確かに、そばにいることとかはできるかもしんないけど、それ以上のことなんもできないじゃんっていう」
○「うん」
菜「しかもそばにいる、にも限界があるし」
○「あるある」
菜「年がら年じゅう一緒にいるわけじゃないから。そうなるとやっぱり、自分の力しかないんだよなぁ」
○「うんうん」
菜「……やーでもちょっとずれるかもしんないけどさ、いるだけで救われる人っているよね」
○「なに?」
菜「存在するだけで救われる人っていない?」
○「あー……あるかも。なんで?」
菜「なんかおまえのこと考えたらそうだなって思った」
○「……」
菜「なんかさふだん、相談とかしなくても、なんかおまえがいるから頑張れる!みたいな」
○「おまえほんとうちのこと好きだな」
菜「ん?そうだよ?」
○「うん」
菜「好きだよ?おまえも好きでしょ?しあわせじゃん」
○「……」
菜「ふふふふ」
○「眠い」
菜「ふふふふふっ、ふふっ、ふふふっ。照れ屋さん照れ屋さん」
(受験の話。)
○「なんか。なんか最近、調子良いなーって思って」
菜「まじでー?うん、良かった。でもなんか私もけっこう調子良くなってきたからー、やっぱり一緒に調子良くなってんだよ」
○「うん。やばいきてんな、波きてんなって思って」
菜「きたきたきた。きたよねー」
○「うん」
菜「うん。でも頑張る、頑張ろうな!」
○「今のうちにやっとかないとなー」
菜「そうだよね!きてるうちにやっとかないとね私たちは!」
○「でないとどん底期がくるから」
菜「(笑)そうだよな、ぜったいくるもんな。でも今回運命共同体じゃーん、まじ頑張んないとね」
○「うん」
菜「ねー。頑張ろうなー」
(中略。ペロポネソス戦争とかカタカナとか、そういうお話。)
菜「なー。でも頑張ろうなー」
○「うん」
菜「こればっかりは自分でどうにかするしかないから、だから頑張る」
○「ですよねー」
菜「だよねー。だれも助けてくんないからね、さっきの話みたいだけど」
(この後も受験のお話。○○さんと私の日程が、ほぼ一致するという話!)
菜「うわー、やっぱ運命共同体だー」
○「ちょっと今胸騒ぎが収まんないんですけどー」
菜「(笑)いやーうちらならいけるってー」
○「うん。やればできるよ」
菜「だめだよー、明るい未来を掴むためにさ、まじさなくなっちゃうじゃんこの話ほんと受かんないと」
○「ああ」
菜「それほんっと嫌なんだよ」
(中略。センターの傾向が、再来年変わるかも!って話。)
○「やっぱ今年受かりたいわー」
菜「だよねっ。浪人は嫌だ」
○「浪人は、ない」
菜「嫌だっていうかないよね」
○「うん、ない」
菜「うん、でも受かろうな本命、互いにぜったい。その日は笑おうぜ」
菜「なんかほんとおまえに会いたいなー。こたつで」
○「こたつでね」
菜「そうー。なんかほんとこの時期になるとおまえの家恋しくなんだよね」
○「うちねー」
菜「今日なんか恋しいってお昼休みんとき喋っちゃったよ、○○さんの家が良いってさ」
○「(笑)まじでか」
菜「(笑)そうー、恋しいわー。でも来年から、そうぜったいこたつは買おうな!」
○「あ冬場はね」
菜「他のを切り詰めてもこたつは買いたい」
○「そうだね」
(中略。家賃のお話とか。)
菜「あと本棚やっぱ必須だよな!」
○「本棚ニトリ行こうニトリ!」
菜「(笑)いやー、ニトリにお世話になる!」
○「そうだねー」
菜「ねー」
○「でかいやつ買おう本棚!」
菜「うん。それが良い」
○「ひとつの棚にさー、ハードカバーと文庫両方入るやつが欲しいな」
菜「あー、それ良いよね」
○「てかハードカバーサイズが良い」
菜「あーうんうんうんうん。そうだねー。まあいろいろ見て回ろうな。すごいたのしみ、それほんと」
○「ねー。リビングに本棚置こうね」
菜「うん、それは思ってる!」
○「うん」
菜「ほんとに。したらいっぱい読めるなー」
○「でもなー。おまえに本貸すとなー」
菜「なに?……それはお互いさまじゃないか」
○「違うよ。なんかさ。たまにさ、髪の毛がすごく挟まってんだよ」
菜「ごめん、ごめん!」
○「なんかさ、なんでこんな抜けんの?みたいな!」
菜「それは以後気をつけますほんとに、ごめんなさい、すいませんでした」
○「だってさぁ、一冊の本に四本くらい挟まってんだよ?」
菜「ほんとー!」
○「おまえどんだけ抜けてんだよって、ちょっと心配になんじゃん!」
菜「だってでも、一日百本抜けるんでしょー?」
○「にしても挟まりすぎじゃね?なに髪の毛で読んでんのおまえは?」
菜「(笑)いやーいやいやいや、私はちゃんと、手で読んでるよ?」
○「ですよねー。そこまで髪の毛器用じゃないもんな」
菜「そうだねー。それやばいねけっこう、宇宙人だね」
○「髪の毛に意思ないしね」
菜「そうだよね、うん、そう思う私。……たのしみだなー」
○「うん」
菜「ほんとたのしみなんだよ私」
○「うん。こたつはニトリにお世話になろう」
菜「そうだね。もうニトリやばいからニトリ」
○「うん」
菜「いやー、ニトリとお友達だよ」
○「ほんとだよ。ニトリ大親友だよ」
菜「(笑)もうニトリ信者だよニトリ信者」
○「うん。ニトリ教入れるよね」
菜「入れるよねー。ニトリさまー、みたいな」
○「うちん家にきたら、あこれもニトリこれもニトリこれもニトリ、みたいな」
菜「(笑)ほんと安くて長もちするしー、みたいな!語るよね」
○「ねー。語るねー」
菜「(笑)」
○「(笑)」
(このあとは、個人的なことを、20分くらい、つらつらと話しました。)
○「あ、そろそろ九時だよ」
菜「あ、はいはい、じゃそろそろ切るか。あそう、最後にふたつだけ。うちらのあいだでおまえが暑さや寒さにつよいかどうかって話になったん」
○「なんで」
菜「えなんか、××は寒いんだよって話になって」
○「その気になってた人たちに言っておいて、私はサウナに五時間いれます」
菜「わかった。おまえかっこ良いな。やばいな」
(そして電話は、終わる。)
(なぜ9時なのかというと、私たちは「ただ友」なので!ソフトバンク!)
(じつはこのあと、二日後か三日後くらい、また一回電話しました。深夜の1時から3時半まで。いちばん危ない時間帯!ちなみに今回の電話は、夜の8時から9時です。というわけで、なんかいろいろ口走ってた、気がする。すくなくとも私は、口走ってた。しかしまあ、それはいつものことか!またそれは後ほど、mixiのほうにあげようと思います。)
(またよろしくお願いします。)
(そういえば、○○さん!少女時代、聴いたよ観たよ!可愛い!)
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