心はいつもこたつのなかに。(友人・○○さんとの生会話。)
(ついについにやってしまった、○○さんとの生会話掲載。)
(今回は記憶を頼りにしたのではなく、じっさいの録音を聴いて書き起こしています。)
(なんかね!自分の声ってこんなふうに響くんだねっていう!)
(ていうか私!みたいなね!)
(なんでこんな酔狂なことをするかというと、○○さんと私のかけあいはそれだけで面白いのかもと、思った、思っただけですが、なので、もしこれを載せたらどういうことになるのだろう、とわくわくしてしまったからです。関係性とか、人がらとか、そういうのが、けっこうあんがい面白かったり、するのかも、と、ちょっと、ちょっとだけ思ってしまったんです。)
(言いかたが、言い訳じみている。)
(でも、載せたかったんです。)
(だから、載せます。)
(でも、って言葉は便利だなぁ。)
(個人的なことが、いくぶん、というかおそらくはかなり、含まれています。)
(前提として。○○さんと私は、××の中学校で知りあいました。今は私が東京に住んでいるため、電話でやりとりをすることが多いです。これはその、電話のやりとりです。)
私「○○ちゃん(○○さん)久しぶり!」
○「久しぶりー。あ、元気だった?」
私「うん、それなり!」
○「(笑)意味わかんない!」
私「(笑)」
○「それなりって、自信もって言われても!」
私「(笑)え、元気だった?」
○「あー、うん、風邪ひいてないよ最近」
私「え、やばいねー!強い!」
○「うん、でもミクシィにほっとんど行ってないけどね!」
私「そうだね!」
○「うん」
私「なんかあんまり出没してないよね」
○「マイミクさん増えたけどね」
私「あー、なんか増えてたよね」
○「うん」
私「ちょっと見た」
○「うん、今日一緒に行った友達なんだけどさ。日記にね、私のリアルな個人名が書かれていた」
私「あ、ちょっと見た」
○「なんかね、その子に携帯の機種どこ?って聞いて、ドコモ?auソフトバンク?って聞こうとしたんさ、そのとき私のなかで頭がかきってしまってね、えーと、携帯番号何バンク?って聞いてソフトバンクしかねえじゃん!っていう話になって、それを書いてた」
私「へーえ」
○「何バンク?って聞いてもソフトしかねえよ!っていう」
私「(笑)そうそうそう、私あの人の日記読んでさー、単純におもろくて、マイミクになってみたいんだけど、やっても良いかね? やってみても」
○「あー、なんかお前のことねー、私とすごく仲の良い東京の頭の狂った女子って話してるからね、たぶんOKしてくると思うよ」
私「なんかさ、頭の狂ったったってとこさ、わりとさ、なんかさ、あれだよね。……あれだよね」
(中略)
私「じゃあ今日私やっちゃうわ!」(*マイミク申請を)
○「じゃあやっちゃってー」
私「うんやっちゃうー、ちょっといっちゃーうー、ちょっとやっちゃーう」
○「そしたらねー、私のところにねー、『お前の頭のいかれた友人からマイミク申請来たんだけど(笑)ってメールが来ると思う」
私「(笑)って!」
○「私そしたら、『あーじゃあ左から右に受け流しちゃってー(笑)』って」
私「えっちょっ。てか(笑)の真意がよくわかんないんだけど、え、なにそれ、なにそれ」
○「え嘲笑、嘲笑」
私「え、それは、私に対する尊敬の意味ですか、それは」
○「草生やして良い?」
私「ちょ」
○「アマゾン川並みに生やすけど。うわーみたいな」
私「むしろ○○川(××の川)並みに」
○「……、○○川あんまり草なくね? どっちかって言うとメイン川だかんな」
私「そっか」
○「うん」
私「じゃあいいよ、べつに。いいんだよ」
私「けっこう久しぶりだよね」
○「そうだね」
私「どうしてた?」
○「生きてた」
私「だろうね。いや私も生きてた!」
○「いやそこ自信もって言わなくても知ってるから大丈夫だよ」
私「私もお前が生きてることは知ってた!」
○「じゃ聞くなよ」
私「いやでも聞きたくなるときってあるじゃん」
○「修辞疑問文みたいな」
私「正直ボブ?」
○「修辞疑問文」
私「あ、修辞疑問文。正直ボブって聞こえて」
○「(笑)いきなりだな」
私「ボブー。えー、でもだってさぁ、気になるじゃーん」
○「じゃお前何してたん」
私「私は、生きてた?」
○「それ以外で」
私「えー、今、秋だよね? なんかそう、11月までしか人に会わないって決めて、」
○「うん」
私「そいでー、遊んだりしてた」
○「あーねー」
私「でもその代わり、11月からは人に会わないようにした」
○「そうなんだ」
私「お前にも声かけようかどうか悩んだんだけど、いやーでも……いっぱい会うじゃん?」
○「そうだね」
私「だから今回私、送ってくれる人に対して頑張ってきまーす!みたいなのいっぱいしたんだけど、お前とは同志だからー、みたいな」
○「まいっかな、みたいな」
私「そっそっそ、……いいよでも会いたかったな。じっさいにー、忙しいかなって思ってさ、最近」
○「あーそうねー」
私「電話もできないくらいだったじゃん私たち」
○「そうだね」
(中略)
私「でも寂しいなぁ、○○ちゃんに会えないと。寂しいなぁ」
○「私はべつにいいけどね」
私「またそういうこと言う。じつは寂しいくせに。じつはそう、ロンリー?みたいな?」
○「……寝て良い?」
私「寝ちゃだめ」
私「しーちゃん久しぶり!」
○「久しぶり」
私「なんか今日おまえ素直だな!」
○「うん」
私「どうしたちょっと優しくなっちゃったん!」
○「違げぇよもう疲れてるから抵抗したくないんだよ」
私「抵抗したくないとかさーもーおまえなに言ってんのいやうんそうだね!違うよ?違いますよ?ふふふふ」
○「もう疲れてるから相手にもしたくない」
私「(笑)えー?いーじゃん癒しの私じゃぁん!そんなんじゃだって住むときどうすんだよー」
○「あのさぁー、癒す人はさ、バターじゃないと思う」
私「(笑)いや?……いや?」
○「アロマキャンドルとかそういう感じだと思う」
私「バターキャンドル!」
○「…………、どんなだー!」
私「(笑)」
○「(笑)」
私「えー?だって、」
○「だいたい火がつかないってそれ」
私「燃えるから」
○「うんバターごとな」
私「それで良いんだよ」
○「溶けて終わりだよ。溶けて終わりじゃん」
私「その香りに癒されるんだよ」
○「いやべつにバター、もたれるだけだし」
私「そのもたれが寧ろ快感を呼び起こすみたいな」
○「あごめんそこまでバター好きじゃないんで」
私「えー?じゃあ私さぁー、おまえ好みのバターの香りになるよう頑張るから、良い香りのバターなら良いんだよ」
○「……え自己完結してるようだけどうちはバターはそこまで好きじゃないから」
私「でもぉー、私はおまえの癒しだから」
○「……今までの議論何でしたっけ。なんかバターがどうのこうのとかすべてひっくり返したよね今」
私「……でもっ、」
○「『でも』って言葉は便利だなあ」
私「れもん?」
○「でも、でも私はあなたの癒しだから!って言ったらすべての今までのものがひっくり返るもんな!『でも』って便利だね!」
私「そう、かも、しれない、けどぉ!でもぉ、私の言いたい結論はぁ!」
○「また『でも』つかったよこいつ」
私「ん?」
○「また『でも』をつかいやがったよ」
私「めんぼう?……あ、『でも』ね!」
○「めんぼう!?」
私「(笑)」
○「どうした!」
私「めんぼう……(笑)……えー、じゃぁねーぇ、『でも』なしで頑張る」
○「うん頑張って」
私「私はだからぁ、おまえの癒しなんだよ!」
○「ああそうですかー」
私「そうなんですよ」
○「……(ため息)」
私「終わっちゃったじゃないか!」
○「あー」
(私のツイッターやmixiを、○○さんが忙しくてあんまり見れていないという話。)
私「いや大丈夫、私はそのくらいで拗ねるほど器量狭くないから。……たぶん」
○「たぶんかよ」
私「いや大丈夫あのね?私あのあんまり、本質的にほっとかれない限りは拗ねないから!」
○「ああそうなんだ。本質的にって」
私「本質的にほっとかれるとめっちゃ拗ねるけどー、たぶん」
○「うん」
私「何て言うのかなそういう、言っちゃ何だけど表面的なほっとかれはあんまり、なんか」
○「ああ大丈夫、みたいな」
私「なんか私寛容な心をもって、いいよ?みたいな。だからあれだよ、彼氏の仕事をー、彼女が『頑張って!』みたいな」
○「ああ私と仕事どっちが大事なの?とは言わないと」
私「そうそうそうそうそう」
○「あー、ねー」
私「あでも本質的にほっとかれるのはだめよ。だめだよほっといちゃだめだよ本質的には」
○「あーはい、わかった」
私「だめだよ」
○「はいはい」
私「ほっといちゃだめだよ!」
○「…………(ため息)」
私「なんで黙るんだよそこで」
○「いやめんどくせぇなと思って」
私「何だよもー、ひどいよね」
○「(笑)」
私「ひどいよね」
○「夜走るっていうのはね、月がきれいで良いよ」
私「あー、それねー。そうだよねー」
○「まあ××だからかもしれんがね」
私「ああ××きれいだよねやっぱ」
◯「うん」
私「なんか話変わるんだけどさー、なんかおまえん家行きたいなー。おまえに会いたいっていうのもあるけど、寒くなってくると思うんだよね」
○「あ、こたつ出たよ」
私「うわぁ……。行きたい」
○「みかんもあるみかんも」
私「うわぁ、行きてぇ-」
○「(笑)」
私「まじさあそことか第二の我が家だったから!」
○「あ、だよねー」
私「だよねー」
○「なんかうちが寝ててもいるもんな!」
私「そうなんだよ!寝ててもいるっていうね。半同棲だったから。そんなの気にしないんだよ。……良かったね私に変なことされなくて」
◯「そうだね」
(中略)
私「私たちはいつでも心の距離は近いから」
○「はぁ」
私「そうだよねぇ」
○「はぁ。……ごめんあくびしてた」
私「なんだよそのさ大袈裟なあくび。なんだよ」
○「うん口が裂けるくらい大きなあくびしてた」
私「だって私たちって心の距離近すぎて嫌んなるくらい心の距離近いじゃん」
○「………………ごめんあくびしてた」
私「おまえ、……えー?……んー。そうだよねっ!そうだもんねっ!照れてるんだよねっ!」
○「……」
私「照れ屋さんっ」
○「……ごめんあくびしてた」
私「おまっ、どんだけあくび好きなんだよ」
○「すごく連続で出たんだもん」
私「まじでかよ。ほんとなのかよ」
○「うんなんかリアルなあくびだから」
私「ほんとかよー」
○「うん」
私「じゃいいよ私寛容だからねゆるしてやるよ」
○「寛容な人そんな声出さないから。寛容だからねとか言わないから」
私「(笑)心の距離ねぇ。私たちぜんぜん心配してなかったけど高校入ってもやっぱりこのままだったね」
「そうだね」
私「(笑)」
○「あれか心はいつもこたつのなか、ってやつか」
私「そうだね!今良いこと言った!」
○「今良いこと言った!」
私「やばいやばいこの名言」
○「でも、冬限定かい」
私「夏はあれだよ、夏はどこだ?」
○「せんぷうきの前」
私「そうだっ、そうだそうだよっ、それでいんだよ」
○「(笑)」
私「(笑)いやーオーライじゃないか」
○「うん」
私「うんっ」
(ここまでで、べつの話もしながら30分。)
(またつぎ、書き起こします。)
(よろしくお願いします。)
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