私の原液。(高校二年時、そのいち)

(高校二年生編、そのいち。)

(3月から5月。春です。)



『無題』


私にとって、読書というのはもはや惰性に近い。


最近私、なんだかおかしいです。いやもともとおかしいかもしれないけれども。



『無題』


ああ危なかった……もうすぐで本当にひねっくれるとこだった。



明るく楽しくを善処します。



『無題』


世界は広いね!ああ理解者がいないだなんて嘆いている場合じゃないよ本当に。



『無題』


自分の、自分による、自分のための人生。




夜の雨音はだいすきです。



『無題』


今の私の最大の敵は 感傷 だと思う。

感傷にひたるとポリシーやらプライドやらすべてが揺らぐから。



歴史のノート作りは楽しいです。英語の課題も楽しいです。やんなくちゃあ……



『努力について』


努力は人を裏切らない。

努力は人を見捨てない。

努力は人を傷付けない。


そんな感じな、今日このごろ。



『無題』


「人が嫌い」と言う人には、ああなるほど、自分が人間であることさえも嫌いな人がいるのか知らん。


それならわかる。……なんとなくね。



『ちょっと真面目な無題』


ことばというのはこわいですね。まったくどうして、「時にことばはナイフ」だなんて使い古された考え方は正しい。

生きている限り嫌なことはあるでしょう。だから悪口を漏らしてしまうのは致し方ない。でも悪口をネタに盛り上がる、っていうのはいただけない。品が無い。

げぼんなことばは、絶対に自身を傷付けるというのに。


だいたい3割しか本気で思っていることを話さない(話せない?)私の、これは本当に思うことです。



『だからといって理解されないことが喜ばしいわけではない』


理解されるために、生きているんじゃあないんです。



『恥の多い人生、ですか?』


どうなんだろう?

……いやそんなに真剣には捉えてないからな。



『やっぱり、恥の多い人生』


……かもしれない。



他人に理解を求めるほどに不毛なことってないのにね。



『一対一の世界』


そういえば私は、一対一でしか良い人間関係をつくりあげたことがない。


相手と私だけで成り立つ世界。私がいなければ成り立たない世界。そして相手がいなければ成り立たない世界。

そういう、繊細な、しかし強固な人間関係が、私はきっと好きなのだ。



『無題』


眠れない。



好きなものはそれこそ沢山あります。でも言わない。じっと秘密にしておきたいものってあるよ、確かに。なんだかすこし、背徳感さえ感じるくらいに、好きすぎて。愛し方が、不健全なんだろうなあ。

理解されないのが前提だからこそ、理解に価値があるんじゃないの?



青を求めています。



『無題』


泣けば深いなんてそんな単純なものじゃないし人を信用できないなんてそんな複雑なものじゃないし。もっともっと、気の向くままにいかないものですか。人が人を考えるのは、それはきっと難しいのだろうよ。



ああ宿題が。一日本読んでました。



『無題』


他人を信用してないって言い切れるのってそれはそれである意味で信用しているんじゃないの?

理由は面倒くさいから省くけれど。



『やらない善よりやる偽善』


「やらない善よりやる偽善」っていうのを、中学時代から思っている。

偽善だろうが何だろうが縋り付くほどに参っている人はいるのではなかろうか。理由はなんであれそういう人の力になりたいと思って実際に行動し力になるのは、さて、偽善か。

偽善は時として善になりえる、と思う。


ただ、他人に干渉するときは徹底的に、と私は思う。気持ち的な問題において。中途半端な「同情」は、宜しくない。相手をいたずらに傷付ける。そういうのって、わかるんだよ。……あの偽善的微笑は忘れられないね☆



人一人は、想像も及ばないほどに重い。それを受け止めきれるのか。受け止めきれなかったら粉々だ。



はたして善か偽善か。

そも偽善とは、いったい。



『真面目にすぎる無題』


なにをうつくしく感じるかが、なににせつないほどの幸福を感じるかが、もうそれだけで、その人の存在証明。


5年はあっというまの長い時間だ。



春がきた、春がきた、ってうた、なんだっけ。



『青』


昨日、ものすごい青を見ました。夜7時前後の、教室から見た空。

心の色合いだと思いました。深くて静かで、ふてぶてしい青。だんだんと濃密に染まっていく青。

唖然としました。

深く深くなっていく青は、まるで考えすぎたときの健全な狂気で。それが一面ほとんど黒の青に覆われたときには、その狂気は完成してしまっているのでしょう。誰しもがいつもよりものごとを考える時間の色。

そして何事もなかったかのように、時がくれば空はまたあかるい表情をみせる。


人間に、そっくりすぎでしょう。



いつかもう少し万人にわかりやすいように、書きます。何分筆舌に尽くしがたくて。



『追記:テスト前日な感じ』


規則っていうのは往々にして下らないけれど守らなければいけないもの。

政治家が世界を変えるには、まず現行の政治システムに従ってからでなければならない。

きっとそれに似たこと。



ビリー・ジョエルのマイ・ライフを聞き耽っている。音楽って、すごくすごく本能的だと思う。理屈じゃない。

だいたいにおいて、いわゆる「芸術」って理屈で割り切れるのか知らん。

理屈だけで割り切れるものって、どれくらいあるのか知らん。

さて人にとっては感情が先か、理屈が先かという話です。感情があるから理屈ができるのか。理屈にもとづいて感情がおこるのか。



「あるときには、音楽は薬だ」というアフォリズムを、いつか書いてみたりしました。



『「あなたのレーゾン・デートゥル」』


レーゾン・デートゥル、すなわち存在理由。

人類という単位にとっての私の存在理由は、「大勢必要なうちの一人」。

社会にとっての私の存在理由は、「将来を担う若者」。

学校にとっての私の存在理由は、「生徒」。

不特定多数にとっての私の存在理由は、ない。

私にとって、ごく一部の人にとって、私の存在理由は、色濃くある。


「あなたのレーゾン・デートゥル」なんて、人によってころころ変わる。曲解、誤解はあたりまえ。大事なのは、それでも決して変わらない存在理由をもつこと。



『ブログは自己顕示欲のかたまり。』


どんだけ病んでるか、不健全か、退廃的か、狂ってるかなんて、多分関係ないです。健全なものが不健全とみなされることが往々にしてあるから。逆も然りでしょう。



明日は世界史のテストなのですが、ダイオレス3世が死んだ、それでアケメネス朝ペルシアが終わってしまうとは!……国っていったいなんなのだか、まあよくわからないものですね。



……しかし、狂うとかなんだかも、理屈じゃよくわかんないよ。



『字は体を表す』


書き殴りたい。ほんとうに殴っているかのごとく。私は紙に刻みこむように字を書くのだけれどそれは多分にそういう衝動に似たものがある。だから下敷きもつかわない。(ちなみに字は乱暴です。よく下手といわれる。)字はその人をよく表していると思う。その人の、比較的内面を。表面の勝手なイメージと字の性格が微妙にちがうことは珍しくない。そしてすくなくとも私はあの字の人間だ。しかし私の字はその場その場でころころ変わる。……多重人格?

右手がなんだか痛みます。



『青を撮る』


のがマイブーム。

これだ、という青があったら、つかいすてカメラ(←)で撮っています。

一瞬が永遠になるよ。



私を好きな人もいれば嫌いな人もいる。単純なこと。



『青』


世界中の青をこの手に抱きしめたい。



『(要約すると)音楽には、色と質感がある。』


数日前にDOESのCDを買ってから、毎日聴いている。彼らの音楽はシルバーがかっている。シルバーがかった青やらシルバーがかった赤やらで成り立っている。そもそもにおいて音には色と質感があって、それは確率計算などできるものではない。なんて、あんまり理解してもらえないのだろうなあ。何せ説明下手なもので。



『無題』


この世界は割り切れない。

でも、割り切ることも、ときに必要なんだろう。

理論的、だなんてそんなものだ。そんな動機に基づいている。



『無題』


芯と狂気とエロスとは、ふかく関係しています^^



『無題』


私は人に優しすぎる、甘すぎるのではないかとたまに思います。



ああいいや、って人に対していろいろなことを諦めている。ある意味、認めている。それって失礼にあたるのになあ。



私の性格に、所以するのでしょうきっと。



『無題』


傷つかずに成長するなんて、無理だ。




(次は、高校二年生の夏の文章を載せてゆきます。)

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