私の原液。(高校一年時)

(高校一年生編。)

(やたら長いです。)




●高校一年生



・弱いからか強いからか知らないけど

人間である以上絶対人を損なってる

仕方ないことだ損なうことをやめろなんて絶対言わない言えない

私にそんなえらそうなことは言えないし私だってそうだから

ただ自覚的になることはできるだろ

謝罪なんていらない愛想笑いなんていらないから


・別に大切にしなくていいから、皆人間であること認めろよ


・自己顕示欲にみちあふれていて、

みちあふれていて。


・優しさだけを残して世界が滅んでしまえばいいのに。

って二年くらい前ブログに書いた。


・歪んだことによる数少ない幸福のひとつは、

歪みを抱えて生きていけることかもしれない


・中途半端な自己嫌悪じゃないんだ、

中途半端な自己愛じゃないんだ、

わかるよね。


・世界は広いよ


・自分については自分しか責任とれない。


・静かになればいいんだよ。そう言う自分が騒がしい。狭い箱は楽しかったですか。今まで地面しか見えてなかっただけじゃあないですか。空の断片見えて手を叩いている。

どこまでも我儘。


・偉そうにするなら偉くなればいい。悩んでるのが勿体ない。雲のはるか上に何があるか知りたいなら上ること。神の怒りをかうかもしれない、けれど、そのとききいてやる、あなたは一体誰ですか。


・自己顕示が蔓延している、声をあらげる、何も見えない靄に向かって主張を叫ぶ。でもだから何?「思想の自由」ああ教科書に載っていた。そのとおり、そのとおり、私だってそれに則っている。笑かすために言ってるのか。笑かしたいつもりはないのに、なんだか私が笑えてくる。矛と盾。


・世界は広すぎるよ

立ち尽くすくらいに


・私の存在だけで他人を傷つけることがある

たとえ過失がなくたって


・なんだか切ないのは偽善なのかなんなのか


・世界中の人が世界中の人に興味持ってるのなら世話ない。

そうでないから、人間関係の軋轢が起きる。


・うまく馴染めない人のとる行動って、私が知る限り二つある。

ひとつは、見下す。憎む。

もうひとつは、媚びる。


・世界はこわいし他人もこわいよ

傷付けられまいとびくびくして

傷付けられたらひたすら落ち込む


だからこそ対峙してるんじゃないか

私達は言葉によってどこまでも平等だろう


そういう意味の虚勢ならいくらでも張ってやるさ


・私はどこに行けるの?


・自分が嫌なら自分が変わればいい。


過去は残す、けど乗り越える。


毅然と生きたい。


・一般論なんかに押し潰されない、

しかし一般論が悪いのかというと決してそんなことはなくて、

それは果たして正しいのか、だいたいにおいて、正しさを問うのは正しいのか。


・世界に負けない


・私は変わることができる。


・誰にも邪魔されず生きていきたい

誰をも大事に生きていきたい


・腐りたくないのなら、自分自身を最低辺に置け。


・優しすぎるのか、厳しすぎるのか、子供すぎるのか、そうでないのか。


・正論は一見正しすぎる。しかしだからこそ、自分のものにしてしまえば確実な強さが手に入る。


・自意識の波に揺られて、

私は、私になれたのでしょうか、

劣等感と優越感の狭間で、

今日も世界を羨望します。


・夜の帳なんて、大好きだよ


・誰も否定なんかしないのよ、そんなことはわかっている。私の自己否定を否定してほしい。

 言葉でしか世界と繋がれない、その切なさと尊さ。

 満月を見上げれば彼女はいつも私を見てるんだ。唐突に、胸に涙が溜まるのはなんでだろう。


・「ほくほく」っていまのわたしのじょうたいをいうんだろうなあとおもう


・時の消耗なんかしたくない

そう思うことはある意味時の消耗かもしれない


・この気持ちをうしないたくない

永遠に持っていたい


・だいたいの人が行ってしまったよね

音をたてて


・才能は黙ってそこにある。凛と、しんと、佇んでいる。見せつけはいらないのよ。見せつけじゃ心は震えないの。ただその才能が当たり前に存在するから、私は戦慄するんでしょう。


・夏生まれだからあっけらかんとしてる、なんて、偏見にも満たないネタさえはびこりそうな世の中を、辟易しながら愛したい。


・常識と正論で心をメッキして、行き着く先はどこだろう。


・じぶんの不甲斐なさを想って飴を舐めたら、甘さが染みたりするのです。飴と私とどちらが甘いかなんて、答えもない堂々巡りをね。


・何かが欠如してるのでしょうか、何かが余りすぎてるのでしょうか。不明だ。


・苦みが残っている


・深みのない世界だな


・うつくしい文章。すてきな空気の漂う文章。私の大好物なのですよ。時に嫉妬めいた羨望に塗れながら感嘆するのです。


・ああこんなに恰好よく生きてなどいないのに!


・他人をそっくり受け取ったら、いつかこわれはじめるよ。


壊れた果てに何があるかは知らないけれど、

そこは案外に楽園かもわからないけれど、


そもそもにおいて他人といることが矛盾と葛藤だらけさー。


・世界に染まっていく感じがする、感触が、音が


・本当に大切なものだけ一緒に、

それ以外はすべてを捨てる生き方、

すごく楽だ。余計なものは何も持たず、身軽に生きていけるだろう。


ひとつの生き方だ。


・孤独が溢れ出すとき、

人は、何をするんだろう


・ぼんやりしてる暇ないなんてわかってるよう。わかりすぎてて恐ろしい。あああ自分に押し潰されないようにしないと。それでも美しい世界をみたいのなら。うん。


・私が生きてた過去を直視させられる

良いところだけそっと持ち出して、あとはすべてを置いてきた


おいてきたもの、これが、私の今までだ


・論理的に正しいことには怒っちゃいけない


論理的に正しくても、感情的に許せない論理はむこうかこちらどちらかの論理が間違っている


論理的に正しくなくても感情的に正しいものは、優しさだ


論理的にも感情的にも許せないとき、はじめて怒りをぶつけろ


・世界の果てまで高みまで底まで行ってやる、

見てろよ、こんなところで終わったりしないんだ、

もっと美しいもの沢山見るんだ、

世界を理解するため。


・寂しく悲しい恍惚が、あるんだよ


・どこまでも眩しい残像に目を細める


・雨の音は、せつなくてやさしい


・「困ったことがあったら、いつでも言ってね。」

筋肉じゅうが、笑顔。今日も無責任な偽善者となる。言葉の重みを知らない私はどこまでも愚かで幸福なんだろう、ああ、私のことなど何も知らないくせして、そうして感謝を述べるのね。


・鬼の首とったみたいに正当性を主張したくはないな


・一般論なんか言いたくないし言えないし

皆を愛することなど無理だ

私はどこまでもわがままに自分を隠している


・編み物みたいに解いてしまいたくなる、最終的に自分の存在にたどり着くまで


・眠り果てた末に輪廻することに愕然とする。

それさえ喜ぶのなら、それは物狂おしいダダイズム。


・空が泣いてる


・いいから私を眠らせてくれ

不幸のドロドロは変に心地いいんだ


・泣いて訴えるのは、自己欺瞞。他人欺瞞。

行き場のないアイデンティティをどうすればいいのかしら。




(私は高校に入ったらずいぶんと柔らかくなったよなぁ、なんてほのぼの思っていたのですが、あんがい高校一年のときは、喘ぎながら切羽詰まって生きていたらしいことがわかりました。確かに鈍器かもしれない、これは。)

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