久々のいつも。(始業式についての日記、に)

(始業式の日の、午後の出来ごとを書いた記事です。内容は関係ありませんが、時系列的には、「空の見える席。」のつづきとなります。)

(さっきの記事はフラワーカンパニーズを聴きながら、これは「たなばた」を聴きながら書きました。)

(多少内向けの記事です。)



 ホームルームが終わって解散となり、友人たちと集まりました。××さんと○○さんと、もう一人の友人と。クラスが一緒なのは○○さんだけで、××さんと友○○さんは別のクラスなのですが、何となく四人で過ごすようになり、お弁当やら学校からの帰りやらは、何だかんだでいつも一緒です。

 カラオケに行く、という約束をしていました。しかしさまざまな事情から、時間がないかも、もしかしたら夕方からかも、という流れになってしまい、果てはじゃあ延期にする?なんて流れに。そのまま校舎を出て、暑い日差しのもと信号待ちをしていたのですが、でもやっぱり行きたいよなぁ、楽しみにしてたし、と思い、「やっぱり行きたくない?」と言ってみました。するとみんな、行きたい、という結論に。ちょっと、安心しました。

 不器用なんですね、みんな。たぶん。


 四人で集まったのはけっこう久しぶりだったのだけれど、違和感みたいなものは、ほとんどありませんでした。いつもの、という感じ。この目の眩むような倦怠と、この黙々とした惰性と、このつらつらと漂うような安心。そういったものがない交ぜになっているのが、おそらくは、私たちの関係性でないかと思っています。


 いったん帰宅するという友人さんと途中の駅で別れて、××さんと○○さんと電車に乗りました。

 そのホームがまた、素敵なんだ。一段、高いところにあるんです。空が広々見渡せて、しずかに待機する列車は天空列車みたい。希望のある電車です。そう言ったら、「高崎?」と言われました。いや私が言ったのかな。とにかく天空といえば高崎です。「高崎が日本の首都になっても良いよね」と言ったら、「それはない」と○○さんに言われました。一言で、終わり。まあ、よくあることだ。○○さんは、ときどき私に冷たいです。

 こうして東京の天空列車に乗って、乗り換えの駅へ。髪を切るという××さんといったん別れて、○○さんと二人、目的地へと向かいました。エスカレーターで私は、「久しぶりだけど、いつもって感じがする。やっぱりいつも一緒に過ごしてるかな」と、そんなようなことを、呟くように言った気がする。多少、暑さにあてられていたのだと思います。それに私は、臆面のないところがある。


 先に入店して、歌い始めました。一時間くらいすると、二人もやって来ました。私服と制服。

 ○○さんの曲のチョイスは、青春です。ときどき胸きゅんです。たまに笑かせてくれます。

 ××さんの曲のチョイスは、純粋です。でもときどきそうじゃないです。たまに一緒に歌ったりします。

 友人さんの曲のチョイスは、大人っぽいです。「悪ノ娘」と「悪ノ召使」の印象が強いです。

 私はいつも通り、ふわふわと歌っていました。

 ××さんと、原点回帰したりもしました。

 四時間くらい歌って、夕方、解散しました。


 そういえばカラオケのとき、○○さんが、「大学生になったら青春って終わりかな?」と、聞いてきた気がする。○○さんはたまにこういう、どきっとするようなことを言います。「一生青春だよ」とは答えたけれど、何なんだろうか、そもそも青春って。

 考えてみます。


 楽しかったです。何だかんだで、やっぱり私はこうやって集まるのが好きみたい。

 また行こう。



・おまけ

(帰り道の電車。××さんと二人)

私「明日からチリポテト食べられるよねー。楽しみー。まじあれ食べたい」

×「チリポテトっていえば、○○ちゃん。朝六時から並ぶって」

私「不審者だよねほんと」

×「チリポテトだけのために」

私「もう並べば良いと思うんだ」

 チリポテトは、じっさいとってもおいしかったです。

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