「原点Оと、あなたの位置。」
この間、書いていた小説がひと段落つきました。ひと息ついて、すこし落ちついて休んで、今日からまた、書き始めました。今度のは、短編ですけれど。
やっぱり書くのはたのしいです。よろこびです。言ってしまえば、すこしばかりの救いにもなります。私はずっと、書くのを止めないと思います。
そこで、以前書いた小説のことを思い返していました。
そして、読んでもらいたい気もちになってしまいました。
なので、この場を借りて紹介させていただこうと思います。
「原点Оと、あなたの位置。」
(当時のURL)
終わりかたが曖昧で、小説としては未完成で不十分な作品ですが、私のなかに確実に残っている作品です。高校一年生の秋だか冬だかに書いたはず。
人のことを位置づけるのって、ある面では仕方のないことだと思います。当たり前のことですが、好きな人が存在するのは、好きじゃない人が存在するから。近い人がいるのは、遠い人が存在するから。
でもたぶん、人間関係というのは、平面のグラフに(つまりは、ふたつの要素だけで)表せるほど単純ではない、と思います。もっともっと深い機微がある。一般化したとき、それらは失われてしまうのだと思います。じゃあみっつ要素があれば良いのかよ、といえば、そういう問題でもないのですが。でもひとつぶん、ニュアンスは深くなるはず。人間関係の見かたの、可能性を言いたかったんです。みっつで限界があるならば、よっつに増やせば良い。いつつ、むっつとゆけば良い。なんならやがては、グラフを捨てたって良い。そう思います。
よかったら、読んでみてください。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます