See you 2009年。

 2009年も終わりですね。

 普段は年単位でものごとを考えないため、年が始まったことも終わったことも意識から抜けているような私ですが、2009年、とぶつりと区切って、振り返ってみたいと思います。



 限界近くまで到達して、へばって、じゃあ限界伸ばせばいいんじゃん?と開き直った一年でした。

 限界があると思い込むから、自分に負ける。

 限界なんて無いと侮っても、自分に負ける。

 自分は何にも出来ない人間じゃないし、かと言って完璧超人でもない。私はいつだって、「私」以外の何ものでもないんですね。そのことを自覚しないと、へばってしまう。

 克己を知った、ということです。自分を過大評価してはいけない、自分を馬鹿にしてもいけない、それをよくよく心に刻んで動いてゆくのが、克己だと思いました。自分を知らなきゃね。


 また、小説を通じて、忘れられない出会いがありました。

 おかげでずいぶんと刺激的で、ずいぶんと楽しくて、ずいぶんと密度の濃い時間を知りました。色々なことを、きちんとじっくり、迷って悩んで考えることも出来ました。この出会いは、かなり大きいです。

 私としては、一生ものかなぁなんて、密かに思っているのですけれども。


 もともと交流のあった人は、やっぱり確実に変わってきていて。

 話すたびに、ずいぶん遠くまで来てしまったなぁ、と思います。物理的な意味でなく。ずいぶん長く、一緒に来てしまったんだなぁ、と。

 せつなさと幸福の混じったようなこの気持ちは、伝えるのがなかなか難しいです。



 色々なことは、そりゃありました。

 まあでもこうして、年は明けます。放っておいても明けます。最後まで、じたばたしてやろう。どうせなら、来年もがむしゃらにやってやろう。すべてはオールライトです。



 タイトルがgood-byeじゃないのはわざとですよ。

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