整理整頓、大切です。

 昼間に寝てしまったせいか、夜中の三時ごろに目が覚めました。それも、ずいぶんぱっちりと。

 とりあえず電気をつけてみました。

 そこではっと気がつきました。


 部屋が、散らかっている。


 ……こんなに汚かったっけ。

 驚きました。


 私の部屋はただでさえ散らかり放題なわけですが、そのなかでも時折「ひどい」ときがあります。普段の三倍増、といった感じで。

 そうなるときの理由は、以下のふたつのどちらかだと自己分析しています。


 ひとつは、情緒不安定なとき。

 精神を映し出したような、凄まじい部屋になります。


 もうひとつは、何かに没頭していて部屋どころじゃないとき。

 部屋のことなんかまったく頭にないので、必然的に散らかります。もうこうなると物置扱いです。


 今回は、後者のほうでした。

 いや、でも、こんなになるまで気がつかないのも、珍しい。


 ちょっとこれはないだろう、と物音をたてない程度に片づけを始めました。目覚めもすっきりなわけですし。

 片づけって、始めてしまえば楽しいんですよね。憑きものが落ちて、洗練されていく感じがします。部屋だけでなく、自分自身も。


 そこまで集中できるのは、良いことのような気もします。

 しかしそれはそれ、部屋は片づけられるようにならないと、と汚い部屋で思いました。

 整理整頓。

 小学生の目標みたいです。



 集中を保ちながらも、きちんと別の方面に注意を向けられるようになりたいです。ふたつ以上のことを同時進行、が苦手なもので。これ、来年の抱負になるかも。

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