夢の中のおそ松

@aikaree

第1話 誰もいない

一「うるせぇクソ松っ!」

カラ「イチマーツ!」

十四「マッスルマッスル!ハッスルハッスル!」

お「…」

チョ「おそ松兄さん」

お「…」

チョ「おそ松兄さん!」

お「!?あ、チョロ松」

チョ「今日のおそ松兄さん可笑しいよ?」

お「そうか?」

チョ「それより、ハロワそろそろ行きなよ?就職いつまでも出来ないよ!僕たちも良い大人にんだから」

お「そーいうチョロ松はどうなんだよ」

チョ「あ、うーん兄さんよりはまだ増しだよ!」

お(増しってなんだよ)

お「外行ってくる」

チョ「あいよ」

お「はぁ…」

お「…」

お「俺、死にたい」

お「弟たち家族に迷惑かけてばっかで、これからどうすればいいんだよ。」

???「おい」

お「…ん?」

???「お前死にたいのか?」

お「…」

お「あぁ」

???「じゃあ試しに一週間だけ死んでみるか?」

お「…は?お前なにいってんだよ」

???「さぁこっちだ」

お「え、ちょ」

キキーッ

ドンッ


お「ここ、は?」

お「っ!体が痛い」

お「…」

やけに静かだった

お「俺、ホントに死んだのか?」

誰も答えてくれない

なんだよ

なんでこんなに悲しいんだよ

俺ホントに死んだのか?

もしかしたら夢オチとか?

でも

???「試しに一週間だけ死んでみるか?」

俺死んだのか


弟たちに会いたい

お父さんお母さんに会いたい

何で1日だけでもこんなに寂しくなるんだ

そうだ

俺がいつも弟や家族に甘えていたのか

きっと俺のことを皆嫌いそうだろう

死ねと思ってるだろう

消えろと思ってるだろう。

あぁ

俺死んでよかったのかな

これで正解なのかな

1日目終了

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

夢の中のおそ松 @aikaree

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る