竜胆 設定
@hato-karaage
第1話
百年以上前に打たれた薙刀。山中の小さな刀鍛冶の集落で作製された。集落で打たれた武具の中で唯一刀霊が宿ったが、集落内に霊力が有るものがおらず孤独な時間を過ごす。
廃刀令により集落が散り散りとなる際、各地を回って刀霊を探していた囲家の手の者によって持ち帰られる。
囲家に渡った後も倉の中に仕舞われ誰と話す事もなく主を待っていた。薙刀という扱い辛い武器であるため契約刀霊を求めてきた花守に敬遠され、また竜胆自信も心を開くことは無かった。
囲家に渡ってから十数年の後、囲家に現在の主である囲三吉が養子として迎えられ邂逅を果たす。
時を同じくして別の花守も竜胆との契約を望んだが「この刀霊は従順か?」との言葉に竜胆から契約を拒否し、話が流れた。この時の花守は竜胆が唯一嫌いな人間となった。
必死に自分を扱えるようになろうとする三吉の姿に心打たれ、また放っておけないという感情が芽生え契約に至る。
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