君にとって僕はキリトリセンだったから


ああ……、本当に彼は彼女のことが好きなんだ。
実物大の大学生の恋愛がまさにここにありました。

キリトリセンに対してちょっとおかしな価値観を持つ少年と、彼に興味を持った少女のショートストーリー

題材でもあるキリトリセンを中心にしながら描かれていく彼らの関係性がとても心地よく。
そしてなにより、書かれていないことを想像出来る余地が多いにあり、そこがまたなによりも大好きな作品です。
きっとそれでも彼は彼女の傍に居たかったのだろうな。

星が3つまでしか付けれないことが本当に心苦しい。