13話 火に強いの何や?
山本「あのさあ…」
森口「うん」
山本「火に強いのって」
山本「なんやと思う?」
森口「…」
山本「…」
森口「…」 「…水」
山本「え?」
森口「…」
「…水…」
「水ちゃう?」
山本「どういうことですか?」
森口「いやどういうことですかってゆーか」
「火に強いのは水やろ」
山本「火に強いのは水?」
「それはどういうことなんですか?」
森口「いやうるさいなお前」
「なんやどういうことですかって」
「いやいやいやいや」
「火に強いの水やん」
山本「いや…」
「なんでや!」
森口「なんでやてなんや」
山本「いや…」
「なんでなん!?」
「なんで火に強いニョは水なん!?」
森口「噛むなや」
山本「え?」
森口「なんや強いニョは水なん!?て」
「エルニーニョ現象みたいになっとるがな」
山本「そんなんええねん」
「…はよ答えて!」
「なんで…」
「なんで火に強いのは水なん!?」
森口「消えるやん」
山本「はあ?」
森口「火に水かけたら消えるやん」
山本「…いや言ってる意味が分からへん」
森口「いや意味は分かるやろ」
山本「いやあのー…」
「分かるっちゃ分かるんやけどー…」
「じゃーアレか!?」
「俺に水かけたら俺の内なる炎も消えるわけ!?」
森口「ん?」
山本「俺の中に巣食う熱く燃えたぎる情熱の炎も水かけたら消えるんや!?」
「たまらんなあ!それは!」
「じゃーアレか!?」
「俺風呂入れへんやん!」
森口「…」
山本「なあ」
「お前の言うな」
「火に水かけたら火ぃ消えるっていう理論ならな」
「俺風呂入れへんやん!」
「消えちゃうから!」
「情熱の炎が」
「そこんとこどー思ってんの!?」
「ちょっ、聞かして!」
「森口の気持ち聞かして!」
森口「入らんだらええやん」
山本「え?」
森口「風呂入らんだらええやん」
山本「…」
「お前それ…マジで言うてる?」
森口「マジマジ」
「マジというか…」
「マジカルマジマジ卍卍まんじゅうまんじゅうレボリューション」
「…ってことろかな」
山本「…」
「なんやそれ」
アホの会話 それ @44445555
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