幕間
1章の用語等の解説
作者が注釈も入れずに雑に使っている用語を雑に解説するコーナー
ある意味、この物語に一番必要だったもの。
異世界去勢不安より
「去勢不安」 フロイト先生によると不安の種。この世界では現実的な問題。
「ハニートラップ」 この世界では男性がもげます。
トンネルを抜けたら~より
「地下管廊」 主に地下に作られるインフラの菅やケーブルを収納する通路。
異世界の種類は~より
「光学異性体」 右手と左手の関係にあるタンパク質が存在し、逆側の手にあたる食事は食べても消化吸収できずに栄養が取れず、餓死する。
「学習性無力感」 小さなころに鎖につながれた象が大きくなっても鎖をちぎって逃げようとしない等の行動様式。
「人生いたるところに青山在り」 人間、どこかに活躍できるところがあるよ。
「イロコイインディアン」 ネイティブアメリカンのイロコイ族である。戦闘に優れた部族で、武器を地面に捨てて敵の注意をひきつけ、攻撃するというトリッキーな戦術を使う。イロコイは米軍のヘリの愛称にもなっている。
もし僕が~より
「バクシーシ」 イスラムからインド圏で主に使われる、「何か恵んでください」的な言葉である。ひどい使われ方では、「
「チョムスキー文法」 本文中でも軽く説明してあるが、地球の人間語において、ジェスチャーで意思疎通を図った場合、例えば「私」「飲む」に「何を」の部分を足すと「私」「水」「飲む」という順になるとする考え方である。
母、帰るより
「三和土」 土足OKライン。
異世界の長い午後より
「無知の知」 ソクラテス。詳しくは調べよう。
手を洗おうより
「ナイチンゲール」 彼女のすごいところは、現場での献身的な医療ではなく、どちらかと言えば無学な人が駆り出されていた現場を統計を駆使して改善し、現在のトリアージにつながる戦場医療を発展させたことである。
「手を洗う習慣」 公衆衛生はヨーロッパでは古代ローマ以降は、ペストやコレラの流行を繰り返した後のルネサンス期まで待たねばならず、独自に発展せず、イスラム世界から逆輸入された可能性すらある。経験則的ではない疫学に至ってはヴィクトリア朝時代になってやっとである。
「田舎の香水」 要は肥溜めの香り。
お使いクエストより
「二圃制」→三圃制→四圃制と発展する。二毛作や二期作をやるところもある。
魔法の言葉で…より
「パブロフの犬」 有名な条件反射の実験。
「柳田國夫」 近代民俗学の祖。近代妖怪研究の祖。下手に説明するのすらはばかられるほどの人物。
「金田一京助」 アイヌ研究家として高名だが、どちらかと言えばお手持ちの国語辞典に載っている金田一春彦の父親の方が通りが良い気がする。学者タレントの金田一秀穂の祖父。「日本語」や「国語」を規定した血脈の1つと作者は考えている。
夜、もがくより
「ヴァギナ・デンタータ」 女性のアレに歯が生えているという都市伝説。本当に歯が生えていたという人の記録もあるらしい。ちなみに、主人公が4番目に覚えたラテン語の成句。3番目はメメント・モリ、5番目はドミネ・クォヴァディス。
『マルクスが言うところの「自然」』 作者はマル経に疎いので自分で納得いくまで調べてください。あの概念を簡単に説明できません。
heisseより
「チマグー」
「叙爵」 騎士が爵位を受ける時のアレである。
「
あなたのお家はどこですかより
「満月」 本文中で明示はしていないが、満月から満月までは15日である。本文を気を付けて読めば10日と少しで満月から満月になっていることがわかる。
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