…続きは? 完結まで読めたらたぶんお星様3つになると思います
作者からの返信
ニセ梶原康弘 様
これ、一応読み切りなので短編です()
連載版は別に建てます。
自主企画から来ました。
次回の糧にする、ということで少し気になったところを挙げさせてもらいます。
ちょっと細かいかもしれませんが、イリーカはモーリナに最初「癒し」だと言われて否定しています。ですが、その先からそう言われても否定しなくなっているのが気になりました。敵に情報を流してはいけないと考えているのに矛盾しているのではないでしょうか。
また、序盤の方の「光を背いても見える涙」という表現が少し分かりづらいです。光をそむいても、と読むのでしょうか。単なる知識不足かもしれませんが意味が伝わりづらいと思いました。
私は魔道士が出てくるファンタジーはあまり読んだことはありませんが、短編でまとまっているので読みやすかったです。文章も綺麗で、こういうのはあまり読まない、という人でも最後まで読めると思います。ただ少し見せ場が淡々としていて印象に残りづらいとは思います。姉を失うことになると知ったら、モーリナは反対したりするのではないでしょうか。その場面はイリーカとリリアンナしか出ていないので、モーリナの心情も入れた方が読者は感情移入しやすいと思います。
他の方の作品にアドバイスのようなことをしたのは初めてなので、あまり良いことは書けなかったと思いますが、なにかの参考になれば幸いです。
作者からの返信
陽子 様
コメントありがとうございます!
>>イリーカは癒しができると否定しなくなる
確かにこの点についてはもっとスムーズに展開させれば良かったのですが、概ねの理由は二つあります。一つ、短編としては字数的に濃い描写を入れられない。もう一つ、イリーカは人を助ける、という考えを持っているので肯定的とも否定的とも取れない態度を取らせることにしました。
>>光を背いてもという表現は分かりづらい
これはちょっと分からないです。「背く」を「そむく」にした方が読みやすいということでしょうか?
>>全体的に淡々としている印象
>>姉を失うモーリナの反応
ごもっともです。
元々解決するまでいくつかの案を考えましたが、前述通り字数的に長々と伸ばしたくなかったんで、結局「リリアンナは自らイリーカに癒しを求める」のと、モーリナは姉を失いたくないんですが姉が決めたことを尊重して、一番苦しまない方法を取っていると彼女にもわかっていることなので、こういう伏線を入れました。
でもやっぱり失うのが辛いのと、イリーカの優しさからそのラストに導いたわけです。
描写不足は自分もいたいなと思いました。
連載版を書いたらミステリーっぽくせずにもっと濃くしたいです。
Twitterから失礼致します
素敵な表現から綺麗な魔法を想像ができ、楽しく読ませて頂きました。
批評を挟みます。漢字に関して二つほど。
瞼はひらがなで「まぶた」とさせた方が一般的になりイメージしやすいかと思います。他の方の作品(評論)を読んだ際に、「小説の漢字を使う基準は中学生が読めるかどうか」と見たことがあり、大抵日常で使われる漢字は中学生までに習う漢字だと私は考えています。(これは、よく見かける表記=想像がしやすい為です)
逆に、酒場はふりがなをふらなくてもいいかもしれません。
(※とは言いつつも、作品に対する作者の価値観の違いから「ここは漢字に!」「ここにはふりがなを!」の様な変えられないところも十分あるかと存じます。これは飽くまでも「自分なら」の考えであり、変更の有無はお任せします)
小説のおもしろさはストーリーにしろ比喩にしろ一重に「表現力の豊かさ」であると私は思います。その点でこの小説は表現に富んだ作品であるといえるのではないでしょうか。次の作品を楽しみにさせていただきますね
長文失礼しました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
漢字と振りは基本サイト使用者(客の年齢層)に基づいて調整してますが、おっしゃる通り「まぶた」は漢字にしなくてもいいかもしれません。(個人的に瞼の方がしっくりきますが)
酒場についてはどれほど認知されているのか分からないので、一応振っておきました。
他にも色々書いてるので、お気が向いたらぜひ覗いてみてください。