応援コメント

第十話 人柱」への応援コメント

  • はじめまして。
    日本史に明るくない僕でも、しっかり下調べをされたのだろうと感じる歴史小説でした。
    仕事が忙しく感想がなかなか書けない状態だったのですが、それでも隙間時間に読みたくてついつい読みきっておりました。素敵な物語をありがとうございました。

  •  自主企画 孤高の短編小説を称える本棚から来ました。
     武家の誇りにもいろいろな形があるんだなあと思いました。歴史は疎いのですがとても面白かったです!

  • 企画の方から参りました、波ノ音流斗です。

    戦国時代の話は私は少し人より勉強したことがありましたが、歴史をモチーフにした話を読むことはあまりなかったので、これを機に読めて嬉しく思います。
    終始厳格に文章が整えられていて、ストーリーもとても面白かったです。

  • 緻密な構成、秀逸な文章にひきこまれ一気に拝読しました。
    日曜日の夕暮れ、戦国武将の命を賭した鬼気迫る生き様を堪能させていただき、このあとの大河ドラマが楽しみになります(笑)
    また、私の拙作に応援のコメントありがとうございましたm(_ _)m。

  • 企画に参加いただきありがとうございました。企画で想定していた作品像とはいくぶんかけ離れてましたが(個人的に)、久しぶりに歴史を真っ向からとらえた小説を読ませていただけてよかったです。

    「赤松広秀もまた亀井茲矩を知っていた」としたうえで関ケ原後にあえて鳥取城攻めに臨んだのは、やはりそれだけ秀吉による播磨平定の道のりで敵味方の明暗がはっきりと分かたれた事実があったからなのかと考えさせられました。

    獅子王の太刀を前に家康が涙するくだりは歴史小説ならではのIFかもしれませんが、豊臣所縁の者も多い播磨の今後を見据えた「人柱」にむけた家康なりの回向なのかとおもうと、悲しいながらも人の情のかよった物語の締めくくりであり、赤松広秀の人となりがしのばれます。



  • 企画から来ました。

    …すごい作品と出会ってしまった。そんな思いでいっぱいです。
    凄惨な史実をベースにしつつも、読後は清々しい気持ちになりました。

    どこか温かみのある登場人物たち、洗練された文体、どれも申し分ないのですが、
    それ以上に「赤松広秀公を書きたい!」という情熱が物語から伝わってきて、
    400年も昔の世界に、あっという間に引き込まれてしまいました。

    近況ノートも拝読しました。
    いつか兵庫県に行って赤松広秀公を弔いたいと思います。
    素晴らしい作品、ありがとうございました。

    作者からの返信

    もったいないお言葉に恐縮しております。
    この度のEnjoy!越後!様との御縁は竹田城下で赤松広秀公の弔いを綿々と紡いでこられた皆様にもお喜びいただけるものと思います。
    どうぞいつの日か竹田城にお登りいただき赤松広秀公の夢見た国作りに思いを馳せていただければ幸いです。
    この度は貴重なお時間を拙著に割いていただき誠に有難うございました。重ねて御礼申し上げます。

  • 歴史作品は詳しくても間違えないように史実などを見ながら書かなけれないけないので、僕も歴史好きですが手を出さないでいますが、この作品は丁寧に書かれていて、難しい漢字部分もマメにルビが振ってあって面白かったです。秀吉の備中高松攻めから徳川家康が天下を取るまでの流れもテンポよく書かれていて読みやすかったです。

    作者からの返信

    仰る通り歴史小説は史実との整合性や現代に顕彰される皆様のお気持ちなどを汲む必要があり、配慮を要するものだと思います。
    この度、この短編小説の執筆にあたっては地元顕彰会の皆様や歴史研究家の先生様、赤松広秀公の末裔様との御縁に恵まれ、見えない意思に書かせていただいたような感覚を覚えております。
    そして八幡太郎様との御縁はそういった皆様にもお喜びいただけるものと思います。
    この度は貴重なお時間を拙著に割いていただき誠に有難うございました。重ねて御礼申し上げます。

  • 「1話を讃える」企画から失礼します。
    が、すでに実は全話読んで♡しておりましたので足跡をペタペタ(笑)

    赤松広秀は多少知っている程度だったのですが、この説は初めて聞きました。
    伝わる場所、伝わり方によって見方がすごく変わってきますね。
    彼の心の強さに胸が締め付けられました。
    そして最後の家康の「赦されよ」にも、心揺さぶられました。

  • 拝読いたしました。
    はじまりから終わりまで一息に物語へ耽溺したあとの、心地よい読後感をいただきました。ありがとうございます。

    日本史には正直まったく明るくなく、作中の登場人物も、竹田城跡の存在も本作を通して知ったという始末(竹田城跡、有名な史跡であったようで…)でしたが、都度都度調べながら(主にwikipediaというのが恥かしいところですが)、楽しませていただきました。
    竹田城跡、一度訪ねてみたくなりました。

  • 企画から参りました。まさかカクヨムでここまで骨太な歴史小説に出会えるとは思ってもみませんでした。貧弱な語彙で大変心苦しいのですが、大変面白かったです。息を呑むようにして一息に読まさせていただきました。素敵な物語をありがとうございました

  • 1話を読んで感想を書く企画だったのに、最後まで読んでしまいました。
    最終的に切腹に至ってしまいましたが、それでも読後の爽快感というか後味の良さは一体どこからくるのか自分でもよく分かりませんでした。
    登場人物が自分の人生を生きている印象が鮮烈に残っていて、自分なら赤松をなんとかして逃す構成にしてしまうなと思いました。
    これからも頑張ってください!

  • 赤松広秀の凄まじい生涯、完結おめでとうございます。

    簡潔で読み易く随筆された、御苦労が伺える短編ながら大作、
    読み終えた感想は、引き込まれて疲れました。
    恥ずかしながら、私、赤松広秀公は、時代を上手く生きられ無かった、
    世渡り下手な武将としか認識して居りませんでした。

    作者からの返信

    ご高覧いただき誠に有難うございました😌
    先ずは赤松広秀公の生涯を知っていただこうと極力短く纏めることに注力しておりましたので、そのように仰っていただけたことに大変嬉しく思っております。
    この度は貴重なお時間を本作に割いていただき誠に有難うございました。心より御礼申し上げます😌


  • 編集済

    息を詰めて拝読いたしました。一行一行に凄まじい力を感じ
    そこに込められている知識の深さを焼き付けながら、ひきこまれ
    「取り返しのつかない命が吹き出した」と描き出された情景には
    気持ちがあふれて目が熱くなりました。

    すばらしい作品を拝読できて光栄です。

    竹田城が歴史とともに保たれ、これからのちへ続く人々にも憧憬を与えられるように観光や取材や制限をしても、その存在をよりよく残してほしいとも願っています(一度近くにいったときに、車が許される駐車場までは行きましたが封鎖中。当然でした雪の日で。だけれどほんのすこし近くに行けただけで嬉しかったです)


    作者からの返信

    とてもご丁寧なコメントをいただき誠に畏れ入ります。
    本当に仰る通りで一過性の天空の城ブームで竹田城の石垣が踏み荒らされてしまっている実情と、さりとて竹田城に秘められた悲話は見過ごされている現状に城下の皆様は大変心を痛めておられました。
    その様な中ゆうつむぎ様にそのように仰っていただけたことは竹田の皆様にも喜んでいただけるものと思います。
    この度は貴重なお時間を本作に割いていただき誠に有難うございました。心より御礼申し上げます😌

    編集済
  • 歴史はいつも勝者が作るという言葉を思い出しました。
    広秀の人となりについては、姜沆の遺した文言が全てを語っていますね。

    広秀一人の犠牲のおかげで、混迷の戦国時代に幕を下ろせたわけですね。
    大安の世に至るための、功労者の一人だと思います。

    作者からの返信

    ご高覧を賜り誠に有難うございました☺️
    歴史に埋もれた赤松広秀と藤原惺窩、そして姜沆の友情の物語はこのような現代にこそ役割を持っているように考えております。その様ななか綾森様にそのように仰っていただけたことに大変嬉しく思っております。
    この度は貴重なお時間を本作にお割きいただき誠に有難うございました。心より御礼申し上げます😌

  • 正直、竹田城と赤松氏の関係すら知らなかった私は、終始なるほどと思いながら読まさせていただきました。

    竹田城はいずれ一度は行ってみたい場所ですが、多分その時に私はこの作品のラストを思い起こすと思います。

    作者からの返信

    ご高覧に心より御礼申し上げます。
    私共は竹田城下の皆様と赤松広秀公の顕彰に取り組ませていただいておりますが、城下では必ずしも一過性の天空の城ブームは歓迎されていませんでした。とかく遺構ばかりが取り上げられがちな竹田城ですが、そこに秘された物語に触れていただいた鳥羽様にその様に仰っていただけた事は赤松広秀公の顕彰に携わる一同望外の喜びでございます。
    この度の鳥羽様のお心遣いに重ねて心より御礼申し上げます。本当に有難うございました。

  • 歴史に明るくありませんが、赤松と聞くと確か戦国時代小狡い世渡りをしたような印象で記憶していました。歴史は語り手でどうにも変わる。このお話もまたその印象を覆すのに十分でした。不名誉を甘んじてもその役回りを引き受けた。家康もその器として選んだのか。自刃の刃にその敬意が伝わったのが救いでしょうか。義か大義か。義を選びはしたものの、その幕引きは大義の為か……。その時代的運命を鵺の存在が表しているようでした。

    作者からの返信

    一般に鳥取城下を焼いた罪で切腹に至ったと語られてきた赤松広秀公ですが、近年の歴史研究では亀井茲矩の謀略に巻き込まれたとする説が優位を占め、また竹田城の城下では賢人と称えられ今なお弔いと名誉回復の試みが綿々と紡がれていました。
    うわべの天空の城ブームは地元で必ずしも歓迎されるものではなく、戦国時代に己の信念を以て熱く生きた人々がいたという事実を少しでもお伝えできていれば私共の本懐とする処でございます。
    この度は大変ご丁寧なコメントを賜り誠に有難うございました。雲海に浮かぶ竹田城下から心より御礼申し上げます。

  • 凄いですね、自分は歴史物はあまり読みませんがこれはすんなりと読めてしまい気づけば読み終えていました。自分のしたいことをするにはなにか犠牲を払わねばならなかった時代。徳川 家康の「許せよ」というのが最初読んだ時の家康の「役回り」という嫌なイメージを上手くぶっしょくしているなぁと思いました。赤松さんの最後はとても悲しくは在りましたがとても綺麗にまとめられていて凄かったです。

    作者からの返信

    現代とは異なる価値観の戦国時代を語るには慎重な態度が求められると考えておりました。加えて赤松家も徳川家も現代に末裔を繋ぐお家でいらっしゃいますので決して悪人に描くことなく、鵺にさえ共感を覚えていただこうと配慮させていただきました。
    うわべの天空の城ブームは地元で必ずしも歓迎されるものではなく、日本に礼節を導いた赤松広秀という賢人がいたという事実をただ知っていただくことが私共の本懐とする処でございます。
    この度は大変ご丁寧なコメントを賜り誠に有難うございました。雲海に浮かぶ竹田城の城下から重ねて心より御礼申し上げます。

  • 先日は読みます企画へ参加頂きありがとうございます。
    早速ですが。

    本日4月30日「鵺の哭く城 ~赤松広秀の章~」を「読んで良かった作品」へ掲載いたしましたので、そのご報告です。
    掲載ページは次の更新までの間、新規紹介作品となっております。
    一読頂き、感想文に問題が無ければそのままで、もし何かありましたら、当該ページにて申し付けください。
    修正等の対応を行いますので。

    このコメントは確認後削除して頂いて構いません。
    以上、よろしくお願い致します。