ひょええええ((((;゚Д゚))))
・ライトノベル ☆☆★☆☆ 一般文芸
・文学的要素 あり ☆☆☆★☆ なし
・エンタメ性 あり ★☆☆☆☆ なし
・男性向け ☆☆★☆☆ 女性向け
・キャラクター ☆☆☆☆★ ストーリー
あくまで個人の印象です。ご了承ください。
作者からの返信
奈月沙耶様、コメントありがとうございます。
最初の『ひょええええ((((;゚Д゚))))』という一言が、シンプルで、それでいて、とてもわかりやすくて……。「ああ、やっぱり」とか「さすが、うまくまとめておられる」とか感じてしまいました。
昨日チャートをいただいた『猫の幼女とプラネタリウム』と同じ自主企画(「デパートの迷子アナウンス」「猫」「星」をお題としたホラー短編)で書いた作品だっただけに、両方のチャートを見比べるのが面白かったです。
比較できる2作品をチャート企画に参加させていただいてよかった、と改めて思いました。
チャート企画から参りました。
・ライトノベル ☆☆☆☆★ 一般文芸
・文学的要素 あり ☆☆☆★☆ なし
・エンタメ性 あり ☆☆★☆☆ なし
・男性向け ☆☆★☆☆ 女性向け
・キャラクター ☆☆☆★☆ ストーリー
・不条理 ☆☆☆☆★ 納得
冒頭でもう設定に察しがついたくらいなので伏線としては十分かなあ、と。SF系のホラーってネタが割れた後の、世間的に知られるものが実は……っていうのが楽しかったり。
どうでもいいですが、なめ猫ブームがもうそんな前なのかと思うと泡を吹きそうです。
作者からの返信
戸松秋茄子様、コメントありがとうございます。
いただいた感想から、SF系ホラーって意外と難しいものだな、と感じました。
また、若い人には伝わらないだろう、と思いながら入れた『なめ猫』の話。反応していただけて嬉しいです。これに限らず、昔のネタ、いざ作品に取り入れようとして「何年前だっけ?」と確認するたびに、私も驚かされることが多いです。
追加チャートで「納得」になっていたのも、嬉しかったです。
タイトルとあらすじで心惹かれて拝読しました。
最初はあれっ、子どもさん無事に帰ったのに鞄の膨らみが…?と首を傾げたのですがラストまで読んでみてなるほど!と。
そういう形式での成り代りだったのですね…これは新しい!
楽しく読ませて頂きました^^
作者からの返信
陣野様、コメントありがとうございます。
やはりタイトルもあらすじも重要なのですね。私は即興的に短編を書いた場合、タイトルはともかく、あらすじはいい加減にしてしまう癖があるので、ハッとしました。「この作品では、どうだったっけ?」と、思わず見直してしまいました。後で時間を作って、今まで投稿した全短編のあらすじ、チェックし直そう、とも思いました。
成り代わりの部分、自分では「もっと上手く、わかりやすく書けたはず」という気持ちもあり、いずれ少し書き直したいと思っているくらいなのですが、現状でも楽しんでいただけたようで、良かったです。
ぱっと出たのがウルトラセブンって。
題材がすごく私好みです。
作者からの返信
連野純也様、コメントありがとうございます。
なるほど、言われてみればウルトラセブンですね。昭和ウルトラシリーズの中でも、怪獣ではなく宇宙人ネタが多かったウルトラセブン。『宇宙人』独特の問題を扱った重厚な物語も、ウルトラセブンには多かったはず。
この作品では、あえて『今から四十年くらい前に、服を着て二本足で直立した猫の写真やグッズが、日本中で大流行したのだという』という記述を入れましたが、ちょうどその頃、第何次だかのウルトラブームがあったと思います。小学館の学習雑誌(月刊誌「小学○年生」)で特集記事があったり、過去のシリーズが頻繁に再放送されたり……。リアルタイムでは見ていないウルトラセブンも、何度目かの再放送で見た記憶があります。
別に映画マニアでもない私の頭の中で、SF映画の定番パターン「宇宙人が地球人とすり替わる」が浮かんできたのも、もしかしたら子供の頃に見たウルトラセブンの影響だったのかもしれません。
マコよあんの両親みつかって良かったって思ってたら最後の方ですり替わる?
って感じだったんだけど
元居た子供はどうなっちゃったの?って疑問が残っちゃいました。
此れは意図的なの?かな?
作者からの返信
シャーロット様、コメントありがとうございます。
いただいたコメントを読んで「わかりにくい作品だった」と少し反省しています。
私としては、
>「そうよ。ツマリの食べ残しで悪いけど……。はい、おみやげ!」
> 母親が、土産物として鞄から引きずり出したのは、もはや肉塊と化した幼女。ツマリが着ていくために服も身ぐるみ剥ぎ取られた、丸裸の死体だった。
という記述や、
>「旅立つ子供だけが、脳みそを食べていいのよ。そのニンゲンの記憶を継承するために。
>ちょうど彼らは「生物の脳髄を食すことで、その記憶や姿形を貰い受ける」という特殊能力を有していたので……。
あたりで「猫型宇宙人の子供ツマリが、人間の幼女マコの脳を食べて、マコの姿形と記憶を手に入れた(入れ替わった)」ということ、及び「死んだ幼女マコの、脳以外の部分は、お土産として母猫『根戸』が持ち帰り、子猫たちに食べさせた」ということは、示したつもりでした。
でも、これでは記述が不十分だというなら……。内容的に書き足すべきなのか、もう少し別の方々の感想もいただいてから、判断したいと思います。
ちなみに、さらに補足するならば。
冒頭の迷子センターの場面で出てくる幼女は、もう「マコの姿をしたツマリ」なので、実はこの作品に、生きている状態の「本物のマコ」は一切登場しないのですよね。それがわかると、
>何度も何度も振り返りながら、名残惜しそうに帰っていった。
>本物のお母さんより、あなたに懐いちゃったみたいだったわ」
などが「あれって『幼女の中身はそもそも根戸の子供だから』という伏線だったのか!」と思っていただけるように、書いたつもりでしたが……。そもそも伝わらないようでは、伏線にも何にもなりませんね。反省です。
とても面白く読ませて頂きました。
食事シーンなんかはグロテスクでしたが、陰惨な印象は受けなかったです。
団欒シーンが実際にありそうな感じで、そこがバランスを良くしてると思いました。
作者からの返信
持野キナ子様、コメントありがとうございます。
家族団欒のような日常風景は読者の共感を得られやすい、というのは前々から感じていましたが。
残酷なホラーにおいても『団欒』描写には凄惨さを和らげる効果がある、というのは初めて気づきました。「なるほど!」という思いです。
意図してやったものというより結果的にそうなっただけですが、『そこがバランスを良くしてる』と言っていただけて、とても嬉しいです。