編集済
コメントで教えてもらって読みにきました。
作者さんは主人公に愛おしさを感じてるように思いました。爽やかなラストですね。
ハッピーエンドと聞きましたが、タグにハッピーエンド「?」と書いていたのをみました。
個人的にはタグ通りのハッピーエンド?でした。
主人公の新しい自分のスタートであって、まだ終わりじゃない、そこには幸か不幸なまだ色ついてないという感覚を持ちました。
文章が読みやすくて、起承転結が素晴らしいと思いました。
好みの文章なので他の作品も読みたいと思ってます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
こちらも読んでいただけて嬉しいです(=´∀`)
仰る通り、この子を気に入ってしまって、続きを書いたのでした。
そうですね、この先に幸せがあるのか不幸があるのかは、まだ分かりませんね。
少なくとも今現在は、生きるのに必要な相手がいて、彼もまた自分を必要としてくれているという事実があるのみです。
文章や構成をお褒めいただけて、本当に嬉しいです(*⁰▿⁰*)
長いものから短いものまでいろいろありますので、またMEROさんのお気に召すものがあれば幸いです。
『不幸自慢』の続きがハッピーエンドとお聞きして読んでみて、本当によかったです……!!!!
作品タイトルもサブタイトルも不穏ではありましたが、カイさんがいるおかげか前作を読んでいるときのようなハラハラ感よりも、むしろ「理華ちゃん……もっと自分の心に向き合って、素直になって!!(たぶんこれまで出会ったことのないような穏やかな時間だろうからそういう反応しちゃうのは無理ないけど……!!)」と、もだもだしたり、じれったい感じもあったりして……ほっとけない感じでした。
3話目では(理華ちゃんの気持ちはわかるのですが、つい)「なんで出て行っちゃうの~~!! 幸せになるのは怖くないんだよ!!」と、画面越しに叫びそうになっていました。カイさんが探しに来てくれるの待ってたので……4話は本当によかったです笑
最後の種明かし(?)のところで、考え抜かれたタイトルに痺れました(名無しの権兵衛さんに外国版があるなんて、知らなかったのですがカッコイイですね!)
これまでつらい人生だった分、これからは救世主・晴人さんと幸せに生きていってほしいです( ´;ω;` )
すごく素敵な作品を読ませてくださりありがとうございました……!(今回も長々とコメント失礼しました;)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そう言っていただけて嬉しいです!!
カイは春を買ってるあたり割とロクでもない男ではあるんですが、いつも機嫌が良くてノリが軽いので、理華にとってはこれまで接してこなかったタイプの人なんですよね。
気を許さないように、幸せみたいに見えるものを簡単に信用しないように、心にバリアを張って生きてきた彼女。最後はそれが解けたと思います。
短編タイトルは最後まで読んで意味が分かるのが好きなのです(=´∀`)
『マトリックス』のエージェントスミスも、名無しの男の意味ですね。
『不幸自慢』があまりの後味なので、こちらも読んでいただけて本当に良かったです!!
改めまして、ありがとうございました!!
昨夜、サブタイトルを拝見して、続きを読み進める勇気がなくて、
一旦引き上げました。はー、違う涙で良かったです🥲
死んだのは過去の記憶ですね。そしてタイトル通りの死。深いです。
『不幸自慢』の理華さんはやはり、芯のしっかりした子でした。
カイとの出会いでもっと堕ちていくと思いましたが、良かったです。
美雨に対して『晴人』の名前は強いかった。
語彙力ないですが、めちゃくちゃ感動致しました。
ふしだらな母親と男と、環境からの決別は一人では無理でも、
カイがいればできそうですね。温かいキスに表れていたと思います。
理華に感情移入しながら拝読しました。タバコのにおい、雨の音、温もり
もう、五感をフル回転しながら。もらい泣きしちゃいました。
理華が幸せになれますように!
素敵な作品、教えてくださりありがとうございました。m(__)m
作者からの返信
ハナスさん、こちらの作品もお読みくださり、ありがとうございました!
ちょっと紛らわしいサブタイトルでしたね💦
彼女の中で、一番決別したかったものが、偽りの仮面と共に死にました。
カイは一見ろくでもない男なんですが、名前の通りこれまでの彼女の人生に光をくれる人になるはずです。
もらい泣きなんて、めちゃくちゃ光栄です(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
こちらこそ、丁寧なご感想もいただき、本当にありがとうございました!!
編集済
作品タイトルにエピソードタイトル、何度も繰り返される鏡の前での自問。
どれもパッと見不吉なものですが、ラストで全てがいい意味で捉えられるようになって、本当によかった!と思えます。
理華さんは、全てを捨てたつもりでいても、じゃあこれからは幸せになるぞー!という考えには向かえずにいた。気持ちの上でも、やっぱり全てを捨てられてはいなかったのでしょう。
捨てることは無理でも、新しい幸せを探すことはできる。彼女が幸せに向かえることを予感させてくれる、とても素敵なラストでした(^-^)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
タイトルに触れてくださって嬉しいです!
ずっと悪いことばかりの環境を渡ってきた彼女ですが、ラストでぱぁっと光が射すようにしました。
過去の何もかもを捨て去ることは難しいですね。
これまで歩んできた道にあったものしか知らないから、同じようにしか歩けない。
でも、理華はカイの手を取って光の当たる道へ踏み出すことができました。
この先また困難があるかもしれませんが、芯の強い子なので、きっと大丈夫です(*´-`)
ご丁寧な感想、ありがとうございました!
お誕生日を祝う歌で、『昨日迄の君は死にました。おめでとう。おめでとう。明日からの君の方が僕は好きです。おめでとう』と言う歌詞を抱えるものがあります。
ふと、それを思い出しました。
二人は、本当の二人へと命がけで、脱皮したのかなと。
青春は、こんな苦いシガーを二人で潰し合い、鏡にうつる自身の羽ばたきを待つことが、ときにあるのでしょうね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
素敵な歌詞ですね。過去に何があったとしても、常に「これから」があることを希望だと思えたらいいなと思います。
力のこもったレビューも感激しました!
「鏡が散らばっている」という表現、その通りだなと思いました。
作品内のエッセンスや含意をたくさん散りばめていただき、すごく嬉しいです(*´-`)
ありがとうございました!!
編集済
「求む、最高の一万字!」企画から参りました!
重たい雰囲気で、なかなか読み込むのがしんどかったですが、最後のシーンがばっと輝いていて、読んで良かったなと思いました。
「一回仕切り直ししようぜ」っていう言葉、何気ない言葉ですけど、めちゃくちゃ良い言葉だなって感じます。気持ちが軽くなるような台詞だなって。許されたように思えるし、寄り添ってもらえるように思えるし、スタートラインに立つ感じもあって。ぐっときました。
面白い小説ありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
あぁ、そう言っていただけて良かったです。ラストで一気に希望が開ける感じにしたくて、ひたすら重く苦しい展開にしました。
カイのセリフからいろいろ汲み取っていただけて嬉しいです。ミューにとっては、このセリフのポジティブな軽さが救いになったと思います。
こちらこそ、読了ありがとうございました(*´-`)
そうだね……そういう時って、周りの誰もが自分を嘲っているように見えるよね。
そうだね……自分や自分に関わるなにもかもに意味なんてないし、あっちゃいけないんだよね。
なのに……胸に正解が見えている時は、そればかりが頭に浮かぶよね。
と、感情移入してしまいます。こんばんは。
カイって日本人のニックネームっぽくないと思いましたが、苗字だったんですね。
彼は美雨のカイになれたんでしょうか。あらゆることに引っかかり、生きるのが不自由なミューの救世主に。
どうやら古い自分を捨て去ることが出来たようなので、そうなのでしょうね。
とまあいつものように、ネタバレを避けつつ自分の理解を垂れ流す私でした。
また完成度の高い面白いお話を読ませていただいて、ありがとうございました。
これもいつもながらタイミングもなにもなく、執筆お疲れ様でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
毎日のように鏡を覗き込みつつ、生身の自分を否定し続けていた彼女。
正面から見てくれる人を受け入れたので、前に進めるはずです。
カイ側の事情は全く書いていないんですが、彼にとってミューは前の彼女の代わりだったのです。
これで彼も前に進めるかな。
いつもとても丁寧なコメントをいただき、嬉しいです(*´-`) 書いて良かったーと思います。
素敵なレビューも、ありがとうございました!!
前作と合わせて読ませて頂きました。いやー、面白かったです。とりあえず心底ほっとしました!前作が本当に救いようがなかったので。あらすじの注意書きを見て敢えて読んだので問題ないんですけど、あの委員長ちゃんが結構酷かったですよねえ……(苦笑)
スミスって誰なんだろうと思いながら読んでいたので、最後に補足があって嬉しかったです。μ、χも少し調べてみて、μ=摩擦係数、χ=「人々が出合い、交流する場という意味をもっていると言われています」という記述を見つけました。本当にそんな意味あるのかは正直わかりませんが、この2人にしっくりとくるなと思って勝手に満足しています。
あと総菜屋のおばちゃんが声をかけてくれたシーンが地味に好きでした。この時には逃げ出してしまったけど、カイ以外にだって信じられる人はいるんだよという暗示のような感じがして。雨も悪くないけどこれから晴れも曇りも、好きなものを増やしていけそうですね。
作者からの返信
tomoさん、2作一気読みありがとうございます!
短編は割とバッドエンドにしがちなのですが、『不幸自慢』も相当でしたね。
あの委員長みたいな子、意外といる気がします。悪気がない分タチが悪いですね……( ;´Д`)
μとχにそのような意味が! 語感から選んだ名前でしたが、そういう解釈もできるとは何たる偶然!
調べてくださって、教えてくださって嬉しいです(*⁰▿⁰*)
惣菜屋のおばちゃんのシーンについても、ありがとうございます!
本当は世の中そう捨てたものじゃないはずなんですが、この時の彼女には誰かの善意を受け入れる余裕もなかったんですよね。
だけどこれからはきっと、どんな天気でも景色を楽しめる日々になっていくんじゃないかなと思います。
丁寧なご感想をいただき、とても嬉しいです。ありがとうございました!