ああ、鏡の前での問答が分かる気がします。
今までの愛されない生活から、自立して、『独り』で生きるんだと決めたのに、結局は、カイと愛を確かめ合っていきていないかと。
体のみならずですね。
独り生きるはずなのを独りで生きているにしたい気持ちとこのままでいい気持ちが平行しているのかなと思いました。
殺伐としていながら、幸せへの階を踏み始めた感じがいたします。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
さすが、鋭いですね。
独りで生きようと決意したはずなのに、カイと同居する今の生活に安らぎのようなものを感じてしまっていて、そんな自分が嫌なのです。
本当はもう少し上手く自分と向き合えたら良いんですけどね。
こんばんは。
独りになりたい、と。家出とか失踪とか、そういう行為は多々あります。
けれども得てして、そのまま一人で居続ける人は皆無のようです。
恋人とか腐れ縁の友とか、拾ってくれた恩人とか。なにか言いわけをつけて、誰かの傍で生きようとします。
言葉通りに独りで居るのは、たぶん死んだ人だけです。
これもまあ、鶏と卵の話になります。
なぜかと言えば、誰かを見つけられたから死ななかったのか。死にたくなかったけど、誰も見つけられなくて寂しくてそうなったのか。という話になるから。
前置きが長くなり(すぎ)ましたが、美雨はまさにそのパラドックスに陥っていますね。
自分の意志や行動に確信を持てば持つほど、その通りには運ばなくなる。ままなりませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
完全に独りで生きるのって、ほぼ無理ですよね。未成年であればなおさら。
早く自立したいと思いつつも、現時点ではカイの世話にならないとどうにもできないという物理的側面に加えて、何だかんだで居心地が良くなってきてしまっているという。
それでも独りがいいんだと、どうしても思いたいのです。
お邪魔しています。彼女、調子が狂ってしまいますね。こんなはずではないのにね。なんだか少しかわいらしいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
何もかもを捨てて、もう何も持たずにいるつもりだったのに、安寧に似た何かを手にしかけている……
普段ツンとしてばかりですが、少し丸くなっちゃいますね。