『WEB小説じゃない小説…』企画「参加いただきありがとうございます。
読み手の興味を保つ回想というのは結構難しい、個人的にそう考えているのですが、この作品ではその点を工夫されているのを感じました。回想には人との対立、メインでは時間的制約とどちらにも興味を引く要素が含まれていて、作者様の技術の高さを実感しました。
作者からの返信
お返事をしそびれておりました。大変申し訳ありません。
この物語は、自分の経験をもとに書いたので、情景描写が楽だった分構成に頭を回せたのかもしれません。
お褒めに預かり光栄です。
お星様もありがとうございました!
編集済
初めまして。
この度は自主企画に参加してくださり、ありがとうございます。
美しい心情描写に心を奪われるとともに、文学へ進む主人公の葛藤は、私自身強く共感しました。今まさに、大学院か就職かその岐路に立っている状況なので……。
スイスは、私の故郷と同じ、バルーンが有名な国なので、個人的に調べた時期があります。フランス語とドイツ語と英語が公用語と聞いていたので、ドイツ系の飛行機と聞いて少し情景が想像できた気がします(気だけです☆)
素敵な作品を、ありがとうございました!!!
作者からの返信
肥前ロンズ様
ご高覧、そしてレビューまでありがとうございます。
まさにそこに立っていらっしゃるのですね。このお話は続きがありまして、留学を終えた主人公が再び留学の地を訪れる姿が「記憶を踏みつけて愛に近づく」です(シリアスです)。
留学は、綺麗事だけでは済みません。その人の境遇にもよると思いますが、やはり正直に言えば、楽しいだけでなく、たくさんの「辛い」もあります。
でも、得るものも大きいと思います。
しっかりとご自身が納得できる道を選択できますよう、心から祈ります!
長崎県の方でしょうか。行ってみたいです。ありがとうございました。
新天地に今から向かう高揚感、
自分の力を試そうっていう胸躍るきもち、
それでも消せない将来への不安感、
それらがないまぜとなったヒロインの心情が、
ダイレクトに伝わってきて、
なんかドキドキしてしまいました!
私の夏思いよ、咲け!
って感じ、痛快で爽快でした!
作者からの返信
こちらも読んでいただきありがとうございました。
45分で駆け抜ける勢いの話を目指しました。
伝わったとのこと、嬉しいです。お星様もありがとうございます
留学がこんなにも大変だったなんて知りませんでした。中でも一番大変なのは、その大変さや熱意を、理解されないことかもしれませんね(-_-;)
だけどそれでも、やりたい事をやるために信じた道を進む主人公に、力強さを感じました。
どうかこの留学が、大きな力になりますように(*´▽`)
作者からの返信
お星様ありがとうございます!
留学の準備の大変さは、書いていないところでも相当なものですが…行ってから、が本番ですので、向こうでも負けないで欲しいですね!
>一番大変なのは、その大変さや熱意を、理解されないことかもしれませんね(-_-;)
まさにそう思います。でも、親身に話を聞いてくれる方もいるからやっていからのだと思います。
はじめまして。いつも参加はしていないのですが、同題異話企画の短編を拝読させていただくのが好きで拝読させていただきました。別の方の同題異話と、同じタイトルでかつタイトルにぴったりな内容でありながら全く違う物語になっていて面白かったです。
夏思い、というタイトルから恋愛系を想像してしまい、てっきり彼氏への思いを見直す物語なのかなと途中で思っていたのですが、そうではなく彼女が自分の成長への思いを胸に新たな一歩を踏み出す物語だったことがとても印象的でした。信じた道を進む彼女の姿が眩しく、素敵でした。
留学までの準備の様子が詳しく描写されていたことも、彼女がどれほどの決意をもってこの留学に臨んでいるのかがとても伝わり、より彼女を応援したい気持ちになりました。
素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
三上エル様
お返事遅れました。素晴らしいレビュー、そしてコメントありがとうございます!!
はい、恋愛ではなくて、夏思い、で頭に浮かんだのはこのテーマでした。ヨーロッパは秋始まりなので、今から留学する方々にも頑張って欲しいです。
こちらこそ読んでいただきありがとうございました!
これはいいですね! 全体的に、留学はもちろん、海外で長期で生活することになった人たちの多くが共通で経験する感覚を描き出していると思いました。飛行機が着陸する前後、何とも言えない感覚になるのですよね。好奇心と少しの不安と、色々まぜこぜになって。
主人公と彼の関係では、一般的な研究者と研究者以外の感覚のずれも書いていますね。
そしてここがすごくいいと思いました。異国だけど急に親しみを感じる瞬間ですよね。受け入れられた感と言いますか。ジーンと来ましたよ。
>「文学! いいねぇ。僕はトールキンが好きだな」
ドンっと大きな音を立てながら、役員はパスポートにスタンプを押す。
「もうすぐ新学期だ。成功をViel Erfolg!」
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます!
同題異話はドラマが多いのですけれど、今回は研究者を題材に割とリアル寄りな現代ドラマにしてみました。
フライトって本当に不思議な感覚がするのですよね。普段考えないことが頭に浮かんだり。
イミグラに関して、共感していただけて嬉しいです!人によってはとてもフランクな方もいて、安心しますよね!お星さまにも感謝です、
おおお、凄い!
描写がリアルで本当にフィクションなんだろうかと思うほど、留学の大変さが伝わって来ます。いつもの蜜柑さんの文章とまた違った面が見られて、引き出しが多くて凄いなぁと思いました。
外国の夏っていいですよね。もちろん場所にもよりますが、日本みたいにじっとりとしてないところとか特に!
私はカホみたいに勇気がないのですが、感化されてとりあえずお手軽な「旅行」に行きたくなりました。素敵なお話でした!
作者からの返信
薮坂さま
ありがとうございます。正確に言えば、○%フィクションですね。空港ダッシュは自分の経験もあります。留学事務的な点では現実に繋がるところもありますし…。
でもやり取りとか作った部分もあるので、やはりフィクションとしました。紛らわしそうなので敢えて書きましたが、スッキリそちらも消すことにしました。
夏の海外、いいですよねー。暑くてもあまり湿気がなくて。私も行きたくなってきました。
蜜柑桜さま、5000字〜15000字の1話完結作品の企画にご参加いただきありがとうございます。
留学って、こんなに大変なのですね……。
大学院に進むと、「何で働かないの?」と聞かれてしまうことが多いみたいですが、志のある秀でた方が周囲の無理解にさらされるのはもどかしい思いがします。何か応援できることがあればいいのにといつも思います。
色んな試練を乗り越えてようやく花開いた夢への道と希望。その眩しい煌めきを拝見しました。
作者からの返信
留学はやはり、周りの理解と協力が無ければとても難しいと思います。それこそ、どんなに頑張っても一人の力では無理です。
これから留学する学生さんに明るい未来があるよう、私も祈ります。
お星様もありがとうございました。