第63話 9月13日。

今日は少し健康的な事をしましたよ。

涼しくなって、外が気持ちよかったです。


けれど、1時間ベンチに座っていると

今度は寒くなって…

わがままな体をもう少し何とかしなくちゃなぁと

思いました。


でもね、昨日から私は元気です。

大袈裟に言うと、足がまるで浮いているみたい(笑)


気のせいかもしれないけれど、

君と少しだけ気持ちが分かり合えた様な気がして。


君に手紙を書くときは、

私の気持ちを正直に書いているつもりだけれど、

それはどこかで、

君に迷惑をかけているんじゃないかって

気持ちもあって。


昔みたいな親密さを君にまた求めてもいいのか、

とも少し考えたりしました。


君は変わらず優しいから

甘えてもいいのかなって考えたりもしました。


でも、考えても考えても

私は君に手紙を書かずにはいられないのです。


ごめんね。


けれど、君の優しさに素直に甘えてみようと

思います。


そう思えたら、

何故だかとっても嬉しくなったのです。



君は今日、穏やかに過ごせましたか?

私みたいに浮き足立ったりしましたか?(笑)


お揃いの気持ちは無理でも、

どんな気持ちの1日だったか教えて貰えると

嬉しいです。



なので、今夜は昨日の場所ではなくて

もう少し月に近い、

大きなきのこの下で待っています。


赤くて白い水玉のきのこ。

可愛いからすぐに分かると思いますよ。


月を目印に来てくださいね。


焼きたてのパウンドケーキ、

用意しておきます。

今夜は紅茶で夜更かししましょう。




では、明日も君にとってゆるくて優しい穏やかな1日になりますように。


また明日。


おやすみなさい。




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