小規模大学における理系大学生の生活、という一般的にはなかなか想像できないものを何とも滑稽に書いている。 一般的に、理系の大学生活というものは難しく生真面目な学生たちが切磋琢磨する姿を想起する。 しかしながら、この作者の物語はそんなまじめな話ではない。 何といえばいいのだろうか、善い意味で理系の賢い人間たちも我々と同じ人間なのかと思わせる。 なんとも、読ませる文面だ。 最新話まで読了して、思わず言葉が漏れた。