他の方の自主企画に便乗して感想を書いてみた結果(毒注意!)
神辺 茉莉花
第1話はじめに……
はじめに
ここ数日、iwakuralainさんが立ててくださった自主企画に便乗して感想を書くということをしていた。
やり方と目的は簡単。
1 自主企画に参加された作品を読む→ワードで感想をまとめる
2 iwakuralainさんや他の方の感想を見て、なぜ指摘の違いが生じるのか、どういう視座で読んでいけばいいのか、他の方はその作品をどうとらえているのかの確認
以上w
企画内容・応募作の条件についてはその自主企画に準拠。
……ざっと企画内容・条件を話すと
企画内容……新人賞一次通るかどうかを主催者が判断する企画
条件1 ライトノベルであること(十八禁、純文学系は除外)
条件2 異世界転生、転移ものはNG(文字数が多くなる傾向にあるため)
条件3 読む文量の上限は文庫本一冊分程度(1万字以下は判断が付きにくい。十万文字前後で起承転結がない場合は論外)
条件4 そもそもすべて読まない可能性がある(納得できない場合は参加不可)
条件5 感想を付け終えた作品は企画から抜けること(どれに感想をつけたのかわかりやすくするため)
こんな感じ。
感想を書いた(というかワードに取りまとめたのは)約70作。実際に感想を応援コメントにつけたのは第7回の約20作。
合わせて約90作。
その中から見えてきたことについて、上から目線で語ってみようと思う。
その前にざっくりと私の来歴語りと、この自主企画の作品を読もうと思った理由の説明を。
こういう企画で上から目線の感想を書いているので、プロか高次選考通過者か編集者かと思われがちだけど、正体は単なるアマチュアの物書き。しかもプロ志望ではない。
ただ……校正の真似ごとをし始めて、iwakuralainさんが「苛烈」と表現した指導を作家兼編集者兼校正者にしていただいて、アマチュアの作品を校正するようになって……そこらへんでプロから「じゃあ勉強として私の作品の校正をやってみないか」という声がかかるようになった。
そこから他のプロの作品も校正するようになって今に至る。
もちろん校正だけではなく、必要に応じてブレスト・編集・体裁チェック、表紙のレイアウト選定・校閲もやることがある。もはや何屋さんなのか分からないw
という経緯があるので、編集者に好かれる書き方、公募上気をつけたほうがいい表現・展開・構成・キャラクター等はなんとなーく分かる。
実際に編集者のチェックが入った後のゲラを見せて「こういう部分は気をつけたほうがいいよ」とか「今、なろうではこれが流行ってるから次にこれが来るよ」と言ってくれる作家、「今の売れ筋はこうだよ」と教えてくれる編集者・作家もいる。
で、そこを念頭に実際に自主企画に参加された作品を、ライトノベルの新人賞という目線で読むと……ごめんなさい。
そのままだと厳しいものが多かった。
現状、90作以上を読んで感想をつけたけれど、そのまま……ほぼ修正なしで一次は通るな……いつかは受賞するだろうなと思ったのは一作だけ。あとは何かしらの修正・改善がないと厳しいだろうなと思っている。
以下に具体的な理由をあげてみる。
(あくまでもライトノベルの新人賞としての引っかかりなので、趣味としてみると問題のないものも多い。あと、読者選考のないタイプに限る)
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