第12話 色彩
噴水の前で巨体が隠れるほどの大きな花束を両手に抱えながら、一張羅を身に纏ったアドラシオンはどぎまぎと立っていた。
緊張を隠せずに体を揺らす英雄は周りの人に挨拶を返すが、上手く声が出せているか分からなかった。
なんせ今日は、藺草レイラとのデートの日なのだ。
デートという単語にまた脈が大きく打つ。
狂乱者の件で協力をしたお礼に何でも言うことを聞いてくれると言うから、恥を忍んでデートに誘ったのだ。
準備は万全だ。
ディナーはレストランを予約済み。服装も彼のサイズに合わせつつ清潔感を意識し熟慮した末に決めた。店員さんに選んでもらった花束は、花言葉に愛が含まれる花ばかりだ。
(ちょ、ちょっとキザすぎたかな)
なんて考える天下の征服英雄は、彼の巨体を隠すほどの花束が女の子一人で抱えられる大きさではないことに気が付いていない。
周りの通行人も何やら察してアイコンタクトを送っているが今の彼には届かない。
藺草レイラが絡むとアドラシオンは途端にポンコツになってしまうのだ。
「ごめんねー、シオン君。待った?」
「ううん! 僕も今着いたとこ、ろ」
噴水の陰から歩いてくる愛しの人の姿にアドラシオンは言葉を失った。いや、惚れこんでいる彼だけでなく、赤の他人でも足を止め、彼女を一秒でも長く脳裡に刻みたいと思う事だろう。
モノクロの画面でも藺草レイラという女性は美しかった。
いつもの委員会の制服ではなく、レイラは白いワンピースを着ていた。汚れを知らない白。純白のウエディングがちゃちになってしまうほど、眩しいワンピースは目に焼き付いた。
ぼさぼさだった黒髪も今日は綺麗にまとまっていた。品を醸し出す黒髪は、さながら一流の書道家の書く一筆だ。
傾国の美女と知っていても誰もが妄信するだろう。
あの征服英雄をもってしても、その魅了状態から抜け出すのに十秒もかかった。
「シオン君? 大丈夫ー?」
「え!? う、うん。大丈夫」
大丈夫じゃないのは一目瞭然だった。大男が靴の内側で指をうじうじさせているのだ。
そして、その緊張と動揺は、疑心となって周囲に伝わる。
周囲の皆は、同じことを頭に浮かべただろう。今からその花束を渡す勇気があるのだろうか、と。
一本一本に愛を乗せて贈る、正しく愛の結晶の花束を、そんなに緊張しながら渡せるのか。
「あれ? シオン君、その花はどうしたの?」
レイラ側から差し伸べられた手に一瞬動揺する通行人たち。くそっ! 先手を打たれた。
だが後悔はもう遅い。ここは、便乗して花束を渡すべきだ。
行け! アドラシオン! がんばれ! 征服英雄!
皆が君を応援している!
「こ、これ! プレゼントです!」
拍手喝采。万歳三唱。
もちろん内心でだが、周りの人たちが朗らかに微笑んだ瞬間だった。
愛の言葉を伝えられなかったのは減点だが、勇気をもって渡せたことに大きな花丸を上げたい。
「わー、ありがとう! うれしい!」
「本当? よかった!」
「ちょっとそのまま持っててね」
「え?」
アドラシオンと観衆の驚きはさぞ綺麗に重なったことだろう。
レイラは右手を掲げて軽く握った。
すると、音もなく、空き缶が潰れるよりもあっさりと、花束が小さく潰された。
絢爛だった花束が、念動力で無残に収縮されてしまった。花束だったものは、悲しくも無残、アドラシオンの手のひらの上で押し花になっていた。
「もう、最初にこんな大きいプレゼント渡されたらデートできないじゃん。そもそも私持てないし。しょーがないから、潰して押し花にしてあげる。これで、場所も取らないし、栞にも使える。有用でしょ。私は本読まないけど 」
和やかムードが一転。周囲はキャンドルサービスを楽しんでいる気分だったが、レイラはその火をもみ消した。
こんな仕打ちを受けてしまえば千年の恋も冷めるだろうに。周囲の人々は通夜の最中の面持ちでアドラシオンの様子を窺った。
「流石レイちゃん! 頭いいね!」
「でしょー」
さほど難しい話ではない。彼ら二人は凡人に理解されない、流通してない思考回路が組み込まれていただけだ。
腫物を避けるように目を逸らし、観衆はただの通行人に戻っていった。
「さーて、人も散ったし。タツミ君の話でもしますかー」
レイラが指を振るうと、押し花はアドラシオンの手から浮かび、彼女が出した手帳にひらひらと近づいて挟まった。
その手帳には今回の事の顛末、主にタツミについての文言がびっしりと記されている。
「結局、皆が狂乱者だと思っていた最初の姿は、征服王の残滓なんて関係ないもともとの彼の実力だったみたい。演技というか彼自身知らなかったもう一つの一面みたいな。親から無意識に受けていた抑圧から解放されることで発現したのだと思うけれど、それが征服王への誓いの時期と重なって本人も認識に齟齬があったみたいだねー」
「こ、故郷での一件は? あの時も彼は真・狂乱者になったって聞いてるよ」
「前後の記憶は曖昧になるみたいだよ。虫食い穴みたいにね。だからこそ、手綱を引く誰かが必要になるわけだけどさー」
目的地までの道中を二人は事実関係の整理に費やした。
アドラシオンとしてはせっかくレイラと二人っきりなのだから、仕事のことは忘れて羽を伸ばしたい。でも、心の隅で共闘した二人の征服者のことが気になってもいた。
「真・狂乱者についてはわかったの」
「さっぱりー」
レイラは手帳を投げやりに放り上げる。もちろんの落ちることはなく、子供に引っ張られる風船よろしく彼女の後をついてきた。
「恐ろしく強いこと以外は何にも。タツミ君の千切れたっていう胴体が傷一つなく繋がった理屈もわかんないし、お医者さんもお手上げだってさー」
アドラシオンも実際に拳を合わせることでその脅威を実感していた。今までに戦ってきたどの征服者とも異なる歪な力。まるで、自然災害と戦っているような身の毛もよだつ力を全身で実感した。
現在、タツミの征服王の残滓は沈黙し以前の姿に戻っている。その事実には、正直、胸を撫で下ろさずにはいられない。
アドラシオンは本気で殺さなければならないと考えていたのだ。人類の絶対的な脅威として君臨するという予感があった。シェリーの静止がなければ、同士討ちを選んででも彼をこの世界から消すつもりでいた。
数多の軍勢よりも。最新鋭の兵器よりも。たった一人の少年がこんなにも恐ろしいなんて。
「ねえ、どうだった?」
台風の後の穏やかな気持ちでいるアドラシオンに対して、糸目を悪戯っぽく曲げてレイラは見上げた。
「ど、どうって?」
「だからー、ドキドキした?」
ドキドキ? いったい何に対してだ。レイラが自分の顏から視線をずらさないこの状況になら、アドラシオンはさっきから卒倒しそうなだが。
「私からのプレゼント。退屈しなかったでしょー」
冷水が背筋を伝う感覚に身震いしながら、アドラシオンは顔を抑えた。
「全部狙ってたの?」
「うーん。こうなったらいいなーっていうのが、上手く嵌ってくれたんだー」
レイラの蠱惑的な双眸が揺らぐ。
彼女が日本征服界に投じたのは熱した大岩だ。触れる者の肌を焼き、近くにいるだけで体温を確実に上げる。一介の征服者は敵わないが、彼を中心に熱は伝播するだろう。
そしてそれをうまく扱えるのは、直接触れずに宙で転がすことのできるレイラだけ。
「れ、レイちゃんはいったいどうしたいのさ」
「別にー。盛り上がればいいなーと思ってるだけだよ。まあ、まだしばらくは秘密にするけどさー。まだ、本当に利用できるかは分からないし。それに、ある程度話題になってから発表したほうがネームバリューもあるでしょ」
アドラシオンは藺草レイラのことを愛している。でも、同時に不気味さに怯えていた。
彼女が悪戯で倒したコップがいずれは日本を沈ませる大洪水を引き起こすのではと危惧せずにはいられない。
「えっと、何かするときは相談してね」
それでも、レイラの意思を尊重してあげたいと思ってしまう自分は、最強の征服者にふさわしくない。恋心に負けてしまったのだから。
「えー、どうしようかなー」
楽しそうに後ろで腕を組み軽快な足取りで歩く想い人に、アドラシオンはめまいを覚えながら情けない足取りで進む。
レイラの悪癖は昔からの事で、めまいや悪寒にはもう慣れたつもりでいたのに今回の件はいつも以上に肝が冷えた。
真・狂乱者を自然災害に例えたアドラシオンだったが、レイラの謀りは、地球外生命体の侵略ぐらいの気持ちで挑まなければ、あっという間に侵略されてしまう。
新しいおもちゃを手に入れた彼女をしっかり見張らなければ。そう身を引き締めた矢先に、前で立ち止まっていたレイラに不注意でぶつかってしまった。
「ご、ごめんね。……レイちゃん?」
「うん」
「ど、どうしたの?」
「いや、やっぱり面白い子たちだなってさー」
レイラの視線は上を向いていた。先ほどよりも慌ただしくなった喧騒に押されながら、アドラシオンも彼女を倣って上を見た。
レイラやアドラシオンだけではない。行きかう人々の視線が集まっていたのは、ビルの壁につけられた大型ビジョン。
奇しくも二人がデートに選んだのは、数か月前、空閑タツミの醜態を晒した場所だった。
★☆★☆★☆★☆
一ノ瀬シェリーは事務所の机に突っ伏していた。
品行方正の彼女にしては珍しくだらしない姿だ。ただ、ここ最近の出来事のせいで気を張るのが馬鹿々々しくなってしまっていた。
空閑タツミの征服抗争への乱入。空閑タツミの狂乱者騒動。空閑タツミの真・狂乱者騒動。
全てに軟派な赤髪の後輩が関わっていることに憤りを覚えつつも、それをぶつけられずにいる。
大征服団エーゴスの反乱からわずか一日後、シェリーは無理をして病院を抜け出し事務所に戻っていた。
ゆっくり休みたかった気持ちはあった。しかし、今回の件で、委員会の机には書類が積み重なるばかりだ。病院にいては、帰ってきた時に紙の山に潰されてしまう未来が簡単に想像できた。
それなのに、今の彼女は机に頬を付けている。ゆっくりしている時間はないのに、台所の奥から漂う香りに鼻孔を擽られる心地よさから逃げられずにいる。
「お待たせしましたー」
大きな寸胴鍋を抱えながら奥から顔を出したのは空閑タツミだ。
「なぜあなたはそんなに元気そうなんです」
シェリーよりはるかに重症だったはずのタツミは、気絶しただけで目を覚ますとぴんぴんしていた。彼女は手の包帯をとれずにいるのに、タツミは傷一つない顔で白い歯をのぞかせている。
「僕も不思議ですよ」
理不尽だと罵りたいが、彼にも分からないというのだから責めても仕方ない。
おそらく、真・狂乱者が関係していると推測はできるが、いくら考えてもその域から出られない。情報不足だ。疑わしいという理由だけで、罵ったり殴れるはずがない
それに、退院祝いだと手料理を振る舞ってくれる相手に手を上げるわけにはいかない。
「それより、シェリーさんの方からリクエストをいただけるとは思っていませんでしたよ」
「うるさい。早くよそえ」
「はーい。コトノちゃん」
台所から小走りで食器を運んできたのはお腹をすかせたコトノだ。彼女もタツミの手料理につられて仕事を中断している共犯者だ。
「どうぞ、ご指名の通りカレーライスですよ」
白い皿に盛られたスパイスが香るカレー。
「どうしてお前はそう耳聡いんだ」
真・狂乱者と化している間の記憶は混濁しているらしい。その中でも、シェリーの言葉だけは鮮明に認識できて覚えているらしいが、彼女としては全く嬉しくなかった。
ただの女好きなのだ。この軽薄者は。
「じゃあめしあがれ!」
「いただきます」
「……いただきます」
コトノと一緒にシェリーは手を合わせる。顔が映るほど綺麗に磨かれた銀色のスプーンでルーを口に運んだ。
やはりおいしい。初めて食べた時も思ったことだが、タツミの作るカレーは、彼女が今までに食べたどんな高級なカレーよりも口に馴染んだ。
思わずほっと頬の緊張を緩めさせる優しい味だった。
シェリーはそんな緩み切った表情は出さない。
けれど、目の前で頬杖をついて彼女を眺めるタツミに、気恥ずかしさから目を逸らした。
「食事中だぞ。マナー違反だ」
「シェリーさんのマナーの中では、食事中の会話は悪いことですか」
「当たり前だ」
厳格な家庭で育った彼女からしてみればそれは当たり前のことだった。テーブルマナーだけではなく、美しい所作を幼少期から躾けられてきた。
だから、美味しい物、それを作った者には、完食こそが礼儀だとシェリーは信じている。
「おかわりありますから。言ってください」
「ああ。いただく」
「……美味しいとは思ってくれてたんですね」
タツミが小さくつぶやいた声は彼が椅子を引く音にかき消されシェリーにまで届かなかった。にやけ顔で自分のカレーをよそうタツミに彼女は首を捻ったが、聞き返す前にコトノに遮られた。
「テレビ、つけたい」
「駄目です。食事中ですよ」
すげなく断るシェリーだったが、コトノは特に懲りた様子もなく、かわりに携帯の画面を向けてきた。
「レイラから。委員長命令だって」
「……」
「それなら仕方ないですね」。無言のシェリーに変わって、タツミがリモコンをとる。
電源を入れ、迷いなくチャンネルを変えた。
「鴨井さん、上手くやってくれたか」
タツミが点けたのは昼の報道番組。
「な、なんですかこれは!?」
シェリーが机を叩いて立ち上がる。テレビに流れている映像のせいで彼女もマナーを守ってはいられなかった。
テレビに映っているのは、白と黒のマントを棚引かせ、赤と青のマスクで顔を隠す二人組。
しかし、顔を隠していても本人たちにはそれが自分自身だと分かってしまう。
「報道規制はどうしたのです!?」
意味が分からず喚くシェリー。でも、エーゴスの件はレイラが各メディアに対して規制を布いたはずだ。
パツパツで恥ずかしいボディスーツが全国に晒されることはないはずだった。
タツミが余計なことをしなければ。
「小太りのおっさん。鴨井ディレクターにちょっと『お願い』して隠し撮りしてもらってたんですよ」
「お願いって、あなた!」
まあご覧くださいと言わんばかりのきめ顔でタツミはテレビを指さす。今画面にはタツミとシェリーが、エーゴスと大立ち回りを繰り広げる様子が流されている。
『あのリンドバーグ氏が規則違反で致死性の高い武器を生産し、アドラシオン氏が委員会の要請を受けて制圧に向かっていた。とのことなんですが、この二人組は何者でしょうね』
『謎ですよね。しかし、全くの無名ながらあのエーゴスを圧倒している。これは新しい征服者として大穴になるのではないでしょうか』
コメンテーターたちが二人の戦いを見て見当違いな論争に熱くなっている。
しかし、事実からかけ離れた推測であっても、話題性が高ければ食いつくのが観衆というものだ。話題に飢えた狼たちが、番付四位の敗北と逮捕、そして大型新人の登場に食いつかないはずがない。
タツミは、香ばしい匂いに引き寄せられる大衆の心理をその身で理解していた。
「いやー、上手くいったみたいでよかったです」
今回の騒動を自分たちの都合がいい形で世間に仕向けることがタツミの企みだった。
全てを思い通りに進めてきたわけではなかったが、最初に征服抗争の乱入に失敗してからずっと考えていた起死回生の一手が漸く実ったのだ。
やはり征服者として誓いを立てたからには、裏方の委員会ではなく、表舞台で日の目を浴びたいと常に思っていた。
シェリーの征服王の残滓を聞き、彼女と二人でならば成し遂げられるのではと思っていたが、大博打が吉と出た。
事務所の電話が鳴りだす。それも全員の机に置かれた物が一斉に。
唖然と口を開けたままで動けないシェリーに代わってコトノが受話器を取った。
でも、すぐに通話を切る。
「なんか、うるさかった」
おそらく事実関係の問い合わせだろう。あの事件が流れれば、委員会に電話が掛かってくるのは予想できていたことだ。
謎の二人組について教えろ、皆が口を揃えて言うだろう。
「これから忙しくなりそうですね。よろしくお願いします!」
「よろしく、ではない!」
包帯を巻いたままの右腕がタツミの鳩尾に炸裂した。
タツミはぬいぐるみのように力なく吹き飛んで棚にぶつかる。頭に崩れ落ちてきたファイルが直撃した。
「どう収拾を付けるつもりだ!」
「だ、大丈夫ですよ。バレませんって。それにシェリーさんは、改めて征服者として頑張るって言ったじゃないですか」
タツミからしてみれば、呪縛を解き放って戦場に立ったシェリーは、委員会の立場を捨てて征服者として歩き出した同志だった。
「一言も言ってません!」
言うまでもなく、タツミの曲解だが。
「言っておきますが、私はまだ征服者が嫌いです。征服者が台頭する限り、誰かが不幸であり続けるのです。それなのに、私が征服者に戻るなんて本末転倒でしょう」
「え、じゃあこれからどうするんです?」
「委員会として、管理者側から今の体制を変えていくつもりです」
「じゃなくて! 征服者デビューはどうなるんです!?」
「一人で勝手にやっていなさい!」
電話のベルは鳴りやまない。
コトノは諦めて食事を再開している。無視を決め込むみたいだ。
となれば受話器を取るのはシェリーとタツミしかいない。
けれども、シェリーが手にしたのは受話器ではなく愛用の手甲だった。
「シェリーさん。傷開いちゃいますよ?」
「知ったものか。お前の口車に乗ったのが間違いだった」
「そんな! 助け合うって言ったのはシェリーさんですよね?」
確かにシェリーはそう言った。しかし、彼女は手を取り合う代わりに拳を構えた。
「駄犬に首輪を締めるのは私しかいない。それだけだ!」
タツミの逃げ惑う声が電話のベルの中に消えて行く。
しかし、その混乱の中でも、彼の守った拳は固く握られている。
新しく塗装された青色。
その高熱の色彩は、消えることなく輝き続ける。
世界征服実行委員会 タチバナタ @tachi0402
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