ECOメカニック文鑑
Tips 02. 地球保護機構ECHO超白書
◆ECHO(エコー)概要◆
Earth Conservation Headquarters Organization(地球保護機構)の略称。
レキウム汚染や怪獣災害、異星人による地球侵攻などへの備えとして結成された国連直属の研究防衛組織である。
ストックホルムに本部があり、条約批准国ごとに支部が置かれている。
日本支部の最重要拠点は東京湾の沖合を埋め立てて建造された人工島「関東総合基地」。臨海副都心と橋で結ばれているほか、海底から伸びるシークレットトンネルによって全国各地の拠点と接続している。
◇SSS-U(トライエス・ユニット)◇
Strategic Special Search Unit(戦略特捜隊)の略称。
組織内外から優秀な人材を集めて作られた、参謀本部直属のエリート部隊。
少数精鋭をコンセプトとしており、迅速な対応を旨とする。
◆主な装備◆
ECHO隊員服:強化繊維と合成皮革をハイブリッドさせて作られた制服。耐NBCコーティングが施されており、レキウム汚染下でも影響を受けずに活動することが可能。戦闘を伴う任務の際は上からプロテクターを装着する。
ECHOスマートヘルメット:HUD機能とエアフィルターマスクを搭載した強化素材製のヘルメット。
ECHOガン:隊員に支給されるハンドガン。
ECHOPAD:正規隊員が携行するマルチデバイス。通信やGPS、情報解析にライドメカの起動認証、組織内で流通しているトークンの決済と、その機能は多岐にわたる。隊員証も兼ねているため隊員にとっては生命線と言える。
◆兵器・車輌◆
レーベン:ECHOの主力を担う戦闘攻撃機。全長十五・五メートル、最高速度はマッハ三。機首に備えた二〇ミリ機関砲と自由電子レーザー砲、そして主翼下パイロンに懸架する計四発の短射程ミサイルで巨大な怪獣に立ち向かう。機体下部のオプションスペースにも武装を搭載することが可能で、劇中では山吹機が地中探査レーダーを使用した。乗員は二名。
ハウンド:パトロールの際に使用される特捜車両。内装は普通の乗用車と大差ないが、レーダーや無線、解析用コンピュータといった電子機器を搭載している。ハッキング防止のため自動運転機能はオミットされている。
スヴィー:4WD型特殊車両。足回りが強化されており、どんな荒れた地面であっても走破することができる。
ウェイバー9:小型の万能潜水艇。海底探査用として製造されたが淡水域での任務にも投入される。水深八千メートルまで潜ることができ、最大潜航時間は十時間。耐圧殻の前方にカメラと投光器を備え、そのやや下方から作業用アームを二本伸ばすことができる。武装は追尾魚雷。
マルタ:地上部隊が運用する戦車。ECHOファクトリー謹製。一二〇ミリ滑腔砲で怪獣に立ち向かう。命名の由来は「マルタタイガー」から。
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