めし喰つてごろごろするや五月雨

【読み】

 めしくつてごろごろするやさつきあめ


【季語】

 五月雨(仲夏)


【語釈】

 五月雨――旧暦五月頃の雨。梅雨。さみだれ。


【大意】

 食事をすませてごろごろとする梅雨の日である。


【附記】

 実際には季節を問わずごろごろしているが、長雨の物憂い感じを表現せんとした。


【例句】

 喰ふて寝て牛にならばや桃花もものはな 蕪村

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