ヤンキーが転生して村を救えるのか!?

ユキティ

第1話 暇つぶしで救ってやる


 ヤンキーそれは喧嘩が強いやつが上の世界、だか喧嘩だけで上には行けない世界もある


 俺の名前は火芽 龍 (ひがりゅう)最近はつまらない誰も俺に喧嘩売ってくるやつもいないし歯向かってくるやつもいない俺はもっと楽しみたいのに。


 龍が街を歩いてると路地でチンピラが真面目そうな中学生をカツアゲしていた


「今ちょっと金に困っててさちょっと金貸してくれよ!ちゃんと返すからよ〜」


 中学生は今にも泣きそうになりながら言った


「僕もお、お金もってないです、勘弁してください。」


 龍は弱いものいじめは嫌いだっただからすぐに止めに入った


「おい!嫌がってるだろそんなに金が欲しいなら俺を楽しませてみろ」


 チンピラは顔を真っ青にして言った


「や、やべぇこいつは火芽だ!火芽龍だ。逃げるぞお前ら」


 チンピラ達は走ってその場から逃げて行った


「チッつまらねぇやつらだな、大丈夫か?男なら泣いてないで強く闘え」


 中学生は泣くのを堪えて言った


「助けてもらってありがとうございます!ほんとに助かりました、お詫びにこのペンダントをもらってくれませんか?」


 龍は赤い色のペンダントを中学生から貰った


「例はいらねーよ!てかなんだこれ?あれ?あいつどこに行った?」


 中学生はいつの間にかその場からいなくなっていました


 ・・・「あっちの世界で君を待っています!あと二人早く見つけないと、」



 龍は家に帰って貰ったペンダントを付けてみました

 するとペンダントが光り、龍は思わず目をつぶりました。

 そして目を開けるとそこには見たこともない景色が広がっていました


「は、なんだここどうなってるんだ?」


 すると目の前に見たこともない生物がいたのです二足歩行で服を着た犬だったのですそこで前から1匹のおじいさん犬が近ずいて来ました


「君がトロウが連れてきた1人目の勇者殿でございますね!私達の住む犬村は近々猫村との戦争がありまして猫村と言うのはとても豊かな村で兵隊猫達ももちろん強いのですが一般に暮らしている猫達もまた強くて私達犬村では勝ち目がなくトロウを中学生の人間に変身させ勇者殿を3人連れてきて欲しいと頼んだんです」


 龍は不思議そうな顔をして言った


「おい、ほんとにわけわかんないぞ!さっき会った泣き虫中学生が犬ってことか?てか犬村?猫村?なんだよそれ、それに俺を呼びつけて戦えって?意味がわからないぞ、てかそもそもどうやってこんな所に連れてこられたんだよ!」



 犬のおじいさんが説明をしはじめた


「私達犬村では昔から伝わる勇者を連れてこられるペンダントが3つあったのです赤、青 、緑このペンダントを人間が付けるとここ犬村に転生させることができると伝えられて来ました!私達は個々の力がそんなにないのでこのペンダントで勇者殿のお力をお借りしたいと思い呼んだ始末です!もちろんタダで戦えなんて言いません!戦ってくれるならそのペンダントの力の使い方をお教えいたします!火芽龍殿あなたはあっちの世界はもう飽き飽きしていたんじゃないんですか?どうか暇つぶしと思い村をお救い下さい!」


 龍は驚いた表情で言った


「なんで俺の名前まで知ってて今つまらねぇって思ってたことまで分かってるんだよ!」


 犬のおじいさんは言った


「私は知っているんです!そっちの世界にうんざりしている人、それに強い人を探してたんです」


 龍は呆れた感じで言った


「はいはい!もうわかったよ!この村暇つぶしで救ってやるよ!!」


 村の犬達も頭を下げていた


 犬のおじいさんが嬉しそうに言った

「ほんとにありがとうございます!!申し遅れましたが私はこの村の村長をしておりますドマと言います!みんなはドマジイと呼んでるので龍殿もドマジイと気軽に呼んでくださいね!あと猫村との戦争は2ヶ月後になります!それまでにペンダントの力を使いこなせるように特訓して行きましょう龍殿」




 こうして火芽龍は2ヶ月後の戦争に向けて特訓して村を救うと決めた



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