最初の数話の学園コメディで全てを分かった気にならないで下さい!
殺人許可証の試験からが本編です。主人公はポワーッとしてるのでそう勘違いしてしまうかも知れませんが、ヒトとヒトが殺し合うお話です、ハードアクションです。
闇の世界へ足を踏み入れて行く怖さを、緩い日常との比較で表現しています。
主人公の【冬】はかなりポンコツですが、ハーレム展開を入れる事で物語が暗くなり過ぎないようにコメディタッチで描かれています。
そして2章のラストでダイドンデンガエシですよ。色々突っ込みたくなる所はありますが、こういったお話嫌いでないなら読んで頂きたい。そう思います。m(__)m
裏社会に存在する人を殺すことができるライセンス『殺人許可証』。
主人公は姉を捜すために、その殺人許可証取得を目指し、非情で過酷な試験に挑む。
冒頭から、作者様の世界観に引き込まれ、気付いたらドップリとハマっていました。
魅力的なキャラクターが暴れ回る臨場感溢れるバトルシーンは迫力満点です。
――そして……
『殺人許可証』を手にした少年は……。
裏社会で生き続けるのか……。
果たして捜し求めた姉と再会することができるのか……。
次々と現れる強敵に、ハラハラが止まりません。
ネタバレになるので、これ以上は書けませんが、迫力満点のバトルシーンばかりではなく、ほっこりとするシーンもあり、ストーリーも設定も読者を飽きさせることのない展開となっています。
(第98話『焔の主』拝読後のレビュー)