編集済
麒麟屋郁丸 様
この度は「誰かの役に立ちたい」企画に御参加頂き、誠にありがとうございます。
ご挨拶が遅くなり申し訳ございません。
独学ですが、文化人類学やら民俗学の勉強もしていた時期もあったので個人的にはこういう話は大好きです。民俗学者・谷川健一氏の『魔の系譜』という著書を読むと桃山時代辺りのキリシタンや信徒がどんなものであったのか、ある程度想像出来るかなと思います。
彼の有名なフレーザーの『金枝篇』は失われた宗教や文化の勉強になると共に彼ら曰く「異教徒」に対する偏見も隠そうとしていませんからね。
神道の立場だと、日本人には「言挙げせず」と言い、白黒はっきりさせず、曖昧にしても良いと言う一種の寛容さ(?)があるらしく、苛烈な戦国時代だとキリシタン大名は白黒はっきりさせないと生き残れないところがあったんじゃないのかなと勝手に想像しております。
作者からの返信
麗玲さま
この度は、楽しい自主企画を立ててくださりありがとうございます。
その上、コメント、レビューまでありがとうございます!
超ど素人の趣味のエッセイなので、お恥ずかしい限りです。
正しいか、正しくないかはわかりませんが、現時点ではこんな風にも考えられるよという個人的な忘備録で、もしそうかもねと共有できる方がいたらいいなと思っています。
専門分野が全く関係のないもので、こういったものの学び方すら分からず、興味のあるところをとりあえず掘っていくスタイルでやっていっています。
読んだ本の参考文献で気になるものを探したり、図書館でキーワード検索したり、博物館で教えてもらったり、手探り状態で、偏ってるんだろなと思っています。
書籍を教えてくださり、ありがとうございます!
教えて頂いたものは、お恥ずかしながら全く存じあげませんでした。
次回、探しに行ってまいります!
ありがとうございます!
追加
すみません…ブクマのところをレビューと書いてしまい、レビューを強要してしまった感じになってしまいました!!!
もう全くそんなのでは無いですので、消してもらえるとありがたいです。
ほんとごめんなさい!!!
まさに比較文化論といった感じで面白く拝読いたしました。
ワシは西洋史をやっており、もしかしたら日本史よりも宗教学の占めるウエイトは大きいのかも。
歴史を学ぶ上で宗教は外せない要素だし、中には面白いエピソードもあれば、うんざりするようなエピソードもあったりしますよね。
人の業がからんだり、それを利用する勢力があったりと、面白いことこの上なし。
ここから物語が生まれるのかもしれません。
あわよくば「桃尻」物語を待っています!
日本に派遣された宣教師の頑ななところが、特にエスパニアの宣教師っぽいと思いました!
作者からの返信
いつもありがとうございます。
この人物がなぜこういうことをするのか、なぜこの事柄が起こったのかというところを掘っていくと、どうしても当時の常識である宗教に行き着くような気がします。
確かにその当時の宗教を理解できないと、本末転倒になるなとしみじみいたしています。
この項を書くに当たって参考にさせていただきた本に「教派、宣教師の出身国によって特色が結構違って」という一文があり、興味を惹かれました。
コダーマ氏のコメントを読んでおお!流石だな!と感心しました。
興味はあるのですが、何しろ在学中に自分の学校がプロテスタントなのかカトリックなのか、その他のなんなのかすら理解できていなかった私には、奥が深いキリスト教を分析、理解できそうになく敵前逃亡です〜
是非ともこの辺りの知識の開示を!
桃尻ね、桃尻!
「戦国桃尻物語」
良い響きです!
いや、書けると良いですね。
小説は書けそうにないんで、雑学でね。
チョロチョロ載っているヤツをまとめられると良いなと思います。
ありがとうございます。
中世~近世のキリスト教団というのは、
戦闘集団ですからね…。
異教もそうですが、異端に対しては殊更憎悪しています。
狂信的と言っても良いくらいに。
秀吉の宗教政策は、その意味では日本人の感覚に合った、
非常に柔軟なもので、彼のなした優れた政策のひとつだと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます♪
本当に遅くなりごめんなさい。
文化としてのキリスト教は、音楽や絵画など素晴らしい文化を作り出していますが、怖い側面を持っていますね。
秀吉がいたからこそ、日本は守られたとおっしゃる学者さんたちは、数多くおられますね。
徳川幕府の鎖国も仕方なしという意見もお聞きします。
個人的には家康の社会主義的な政策はあまり好きではないので、信長にしろ、秀吉にしろ、なんとかなってたら良かったのになと思ったりします。
10月にはお邪魔させて頂きたく思っております。
たくさんコメントありがとうございます!