信長公と11月の桃
先日、本を読んでいると「信長公が家康に桃を贈った」という記述がありました。
しかも季節は11月だという。
一体いつの11月でしょうね。
早速巻末の参考資料を見たのですが、どうも徳川方の資料らしく、出典が分かりませんでした。
(もしご存知の方がいたら教えてください)
では11月に初夏の果物である桃はあるのでしょうか。
岡山の桃農家の人に聞いたら
「あるよ!」
とのこと
初夏の桃に比べれば小振りですが、味は負けず劣らず美味しいらしいです。
玄桃という品種で、岡山、長野で出荷をされているとのこと。
いつから「玄桃」があったのかもわかりません。
分からないだらけで申し訳ありません。
とりあえずは、岡山の桃栽培は明治時代からと書いてあったので、長野から取り寄せたのかな。
信長公も玄桃を召し上がったでしょうか。
少なくとも、健康オタクの家康公は「季節のものじゃないから」と、家臣におさげわたしになって、みんなで分けて食べたそうです。
めずらしい11月の桃は大変美味しく、「信長公は金持ちだからこんな贅沢ができるのだ」と家康公は言ったそうです。
その後天下人になり、将軍職を秀忠に譲った後、家康公は11月の桃を食べたでしょうか?
なんとなく食べてない気がしますね。
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