妹の友だちがなぜか俺の部屋に遊びに来ます

作者 藤井論理

707

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★★★ Excellent!!!

積ん読の小説と漫画。
たこ焼き器。
足湯器。
ポップアップテントとエアーマット。
メイド服。
レモンの蜂蜜漬け。
ドローーン!
Jintendo Zwitch。
ホームプラネタリウム。
ダーツとバックギャモンとトランプ。

は? レビューでなんかグッズ列挙しはじめたけどこの人大丈夫? 病院行く?
……と思われた方は多分この作品を楽しめると思います! 迷わず本編へどうぞ!



無感情でドライな少年が、明るくて楽しい美少女と出会い、少しずつ心をほぐされていく。
本作はそんなどこにでもあるハートウォーミングなストーリーだ。
ただ、この作品が他と違うのは、ヒロインの行動が読めなすぎること。
おもちゃ箱をひっくりかえしたみたいにめちゃくちゃで、でも、ワクワクする。

最初はわけがわからず振り回されるだけだった。
でも少しずつ、楽しみになっている自分がいた。
次に持ってくるものはなんだろう、どんな遊びをするんだろう。
一人称で語られるこのお話では、主人公とともに、読者もまた同じ目線で、それを追体験する。

妹の友達だった。
ただの天然なんじゃないかと思っていた。
絶妙に噛み合わず、すれ違う会話に苦笑することもあった。
でも、一見脈絡のないその行動にちゃんと意味があるってわかったとき――物語はクライマックスを迎える。



やられた! と思わず叫びました。
この作品がキラキラと輝き始め、忘れられないお気に入りの作品になった瞬間でした。
正直、構成が甘いと感じるところもあります。
しかしそれすら些細に思えるほど、ラストの展開、伏線の回収は見事でした。

ラブコメだと思って油断をしていたら痛い目を見るぜ!(笑)

★★★ Excellent!!!

『先輩、わたしと楽しいことしましょう!』

真面目堅物、自分を追い込む余りついつい殻に閉じこもってしまう
主人公と、同じく身持ちの固いストイックな後輩のお部屋遊びコメディ。

ゲームしたり、好きな漫画を読んだり、たこ焼きの具を試したり、
一人では味気なくても、二人ならそんな何気ない日常も、そう悪くないなと思える。
部屋の中は、毎度ヒロインの持ってくる私物でいっぱいになっていくのだけれど
不思議と狭苦しくは感じない、増えてゆく思い出と、彼女の痕跡が
逆に世界を広げてくれる感じがする。

誰かと関わることは、それだけで人生を豊かにしてくれると伝わるお話。

★★★ Excellent!!!

不器用な主人公の心をほぐしてゆく琴吹さんが、カワイすぎて、キュンデレしてしまいました。
さりげなくちりばめられた伏線的なものが、ごくごく自然に回収されていて、最初は、部屋の中のシチュエーションコメディーかな?と思わせつつ、しっかりと読み応えがありました。
すごく私的なこととして、琴吹さんのセリフが、忍野扇(CV:水橋かおり)で再生されます。なんでだろう???

★★ Very Good!!


 恋愛小説としてある程度ありきたりな設定ながらも、しっかりとした伏線と個性あるキャラによる進行で、面白さを引き出せている。
 他作品に比べて少し控えめなイチャつき具合が、より現実でありそうな感を出していて、甘酸っぱい感覚をより味わえると思う。

 細かく出てくる伏線が、推測することでより物語が面白くなり、その状態で話を進めることでさらに楽しさに拍車が掛かってきた!

 小悪魔系後輩と、草食系の彼。よくある設定でも、見逃せない甘さがある!