第13話 ティーバッグのお茶について

 最近のティーバッグのお茶も、様々な形で進化が見て取れるようになりました。そんな日本茶のティーバッグについて、お話して行きます。どうぞお付き合い宜しくお願い致します。


 スーパーでチラッと見ただけでも、その出来の良さがわかりますよ。





 まずティーバッグの形状から。

 昔ですと、不織布で包んだ封筒型のティーバッグが通常でした。それが現在ですと、ナイロンメッシュのテトラ型(三角錐型)のティーバッグがメインになっております。


 不織布の紙で作ったものですと、微妙に紙の味がしてしまったりして、あまり良いものではありませんでした。しかしナイロンメッシュならば、味にはほぼ影響は無いですね。


 それに形が封筒型からテトラ型になったため、中に入れる茶葉が多くなりしかもお湯を吸って良く広がるため、成分の抽出もしっかり出来るようになっております。


 これだけでも、味の面で進化している事がおわかりかと。





 種類も豊富で、基本の煎茶・ほうじ茶・玄米茶、それ以外にもハーブティー関係のティーバッグも豊富になってきています。もちろん、ハーブティーのティーバッグの中身も、国産のものですね。


 その日の気分に合わせて品物を変える。そういった方法も取れて、飽きる事も無くなる。良い事だと思います。






 淹れ方は、マグカップにお湯を張ってティーバッグをソッと入れ、後はパッケージにある通りの時間待てばO.K.です。フタが出来れば、より香り良くなるでしょう。


 もし急須があるようでしたら、そこにティーバッグを入れてお湯を注ぎ、フタをしてしっかり蒸らしてから注ぐようにすると、より美味しく淹れられると思います。


 小ぶりな急須は100円均一でも販売してますから、それを使うと良いと思います。


 急須で淹れる場合、その分量は、小さめな湯飲み茶碗2杯に、ティーバッグ二個、少し冷ましたお湯200ccで蒸らし時間30秒ほど。これで美味しく召し上がれるかと。






 折角のお茶の時間ですから、なるべくなら美味しいお茶にしたいですよね。


 お茶を頂く時間は、心のスイッチを切り替える時。慌ただしさを切り替え、ダルダルを切り替え。そんな時に召し上がってみて下さい。

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