可愛いお客さん(二人用)

(👩‍🍳飲食店店員、🐥男児)

👩‍🍳「いらっしゃいませ~」(心の声)あれ?小さい男の子が一人でいる。

👩‍🍳(テンポゆっくりで)「いらっしゃいませ。こんにちは」


🐥「こんにちは〜」


👩‍🍳「あれ?どうしたのかな?お母さんかお父さんは一緒じゃないのかな?」


🐥「うん!ひとりでおつかいにきたの。これー」


👩‍🍳「ん?手紙をくれるのね。はい、お預かりします」(手紙の内容を確認してる)なになに?初めてのお使いに挑戦させています。母親はお店のすぐ外にいます。ギョウザ2人前をテイクアウトさせたいのですが、子供が言うまで店員さんからは言わないで下さい…か。なかなか難しいんじゃないか、これ。この子、どう見ても小学校低学年っぽいし。

👩‍🍳「え〜と、今日は何を注文するか分かるかな?」


🐥「ギョウザ!」


👩‍🍳「うん、ギョウザね。それじゃあいくつか分かるかな?ひとつ?ふたつかな?」


🐥「✌」


👩‍🍳「2(に)ってしてくれたんだね。すぐ用意するから出来るまでこっちに座って待ってようか。心配しないで大丈夫だよ。お兄ちゃんが一緒に座って待っててあげるから、ね」


🐥「うん」


👩‍🍳「そか~今日は一人でおつかいに来たんだね。エライね~。ここのギョウザは食べた事ある?」


🐥「うん。あるよ!ぼくだいすき!」


👩‍🍳「大好き?それは嬉しいなぁ」


🐥「あのね、もうすぐあかちゃんがうまれるんだー」


👩‍🍳「へ〜じゃあお兄ちゃんになるんだね。それでおつかい頑張ってみたのかな?」


🐥「そうっ!」


👩‍🍳「あっ、ギョウザ焼けたみたいだよ!まだ熱いからリュックに入れちゃおうね。はい、これで大丈夫。じゃあ気をつけてね」


🐥「ありがとうございました!」


👩‍🍳「うん、ありがとうね。バイバイ~またねー」

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