可愛いお客さん
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可愛いお客さん(一人用)
いらっしゃいませ~…あれ?小さい男の子が一人でいる。
(小さい子に言うようにゆっくりと)「いらっしゃいませ。あれ?どうしたのかな?お母さんかお父さんは一緒じゃないのかな?…僕だけ?んっ?手紙をくれるのね。はい、お預かりします」
(手紙の内容を確認してる感じで)なになに?初めてのお使いに挑戦させています。母親はお店のすぐ外にいます。ギョウザ2パックをテイクアウトさせたいのですが、子供が言うまで店員さんからは言わないで下さい…か。なかなか難しいんじゃないか、これ。この子、どう見ても小学校低学年っぽいし。
「今日は何を注文するか分かるかな?…うん、ギョウザね。それじゃあいくつか分かるかな?…ひとつ?ふたつかな?…2ってしてくれたね。じゃあすぐ用意するから出来るまでこっちに座って待ってようか。
…心配しないで大丈夫だよ。お兄ちゃんが隣に座って一緒に待っててあげるから、ね。
そか~今日一人でお使いに来たのかぁ、エライね~。
ここのギョウザは食べた事ある?大好き?本当?それは嬉しいなぁ。
もうすぐ赤ちゃんが産まれるの?へ~じゃあお兄ちゃんになるんだね。それでお使い頑張ってみたのかな?
…あっ出来たみたいだよ!まだ熱いからリュックに入れちゃおうね。うん、またね。バイバイ~」
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